エプソン「Endeavor TN10E」はビジネス向けタブレットの大本命 第1回
抜群の軽さと充実した機能で即ビジネス使用可能
「Endeavor TN10E」の本体デザインをチェック
2014年02月14日 11時30分更新
シンプルながら使い勝手のいい本体デザインとインターフェース
「Endeavor TN10E」のフットプリントは約幅297×奥行き192mm。A4用紙(幅297×奥行き210mm)よりも奥行きが18mm長い程度で、標準的なカバンなら楽々と収納できるサイズだ。最近はよりコンパクトな8インチクラスのタブレットが注目されているが、ビジネスでの利用を考えると画面が大きく情報量の多い10~11インチクラスのほうが使いやすいだろう。
高さは約11mmで、11.6型タブレットとしては比較的薄め。厚さが均一なフラットなデザインなので、手にするとかなりスリムな印象を受ける。重量は約780gで、片手でも楽々と持ち上げられるほど軽い。持ち歩き時に重さが気にならないのはもちろん、手で持ちながら作業しても疲れにくいはずだ。
カラーはブラックのみで、ボディには樹脂と思しき素材が使われている。光沢のないマットな表面仕上げで、安っぽさは感じられなかった。デザイン的な斬新さがあるわけではないが、スタンダードな外観といえるだろう。
「Endeavor TN10E」のインターフェースはmicroUSB 3.0/microUSB 2.0共用端子、microHDMI端子のほか、ヘッドホン端子とmicroSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットが用意されている。その他の機能としては、無線機能はIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0+HS、さらにHDDを暗号化することでデータを守る機能などを提供するTPM(セキュリティーチップ)に対応している。
特徴的なのはUSB 3.0(microB)端子を採用している点だ。標準的なUSB 3.0(Standard-A)端子のケーブルやUSB機器を接続する場合は、付属のmicroUSB変換ケーブルを利用する。
形状は小ぶりだが外付け機器用と映像出力用の端子が用意されており、周辺機器の利用も問題ない。Windows 8.1タブレットとしては必要十分なインターフェース構成だろう。
(次ページ、「デジタイザー対応でフルHD表示が可能な液晶ディスプレー」に続く)
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