日本ユニシスは2月12日、電気自動車(EV)や小型電動車両(小型EV)を利用した「カーシェアリング向けシステムサービス」に参入すると発表、東京お台場エリアで実証事業を開始する。
実証事業は、環境省の「平成25年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の採択を受け、ユビテックと日本ユニシスなどが共同で行うもの。同社のEV充電インフラシステム「smart oasis(スマートオアシス)」とカーシェアリングとの連携などを検証する。
実証事業は、お台場エリアを範囲として、複数のカーシェアリングステーション間で自由に乗り降り可能なマルチポートサービスとして実施。異なるカーシェアリング事業者の間でも利用を可能するほか、充電インフラの検索やルート検索、会員登録や予約をスマホで行い、決済はFelica/おサイフケータイで可能とするなど、現在のEV充電インフラやカーシェアリングで考えられているサービス/システムの多くが盛り込まれている。
使用される車両はEVが1台、EVトライクが5台、ガソリン車1台。料金は無料だが、利用に必要となる会員の入会は締め切られている。
■Amazon.co.jpで購入
