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三菱みなとみらい技術館で未来のものづくり体験

3Dプリンタも活用した月面資源採掘船を作る体感型学習施設がオープン

2014年02月10日 18時26分更新

文● 行正和義

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三菱みなとみらい技術館

 三菱重工は、科学技術学習施設「三菱みなとみらい技術館」の体験展示コーナー「トライアルスクエア」を2月23日にリニューアルオープン。3Dプリンタと設計体験を組み合わて月面資源採掘船を開発・作成するプログラム「スペース・プロジェクト」を開始する。

 横浜みなとみらい地区の三菱重工横浜ビルにある「三菱みなとみらい技術館」は、子どもたちが科学技術に触れて夢を膨らませることのできる場として三菱重工業が設立した施設。航空宇宙、海洋、交通・輸送、くらしの発見、環境・エネルギー、技術探検の6つのゾーンに分かれ、国産ロケット「H-IIシリーズ」のメインエンジン、潜水調査船「しんかい6500」の実物・大型模型などの展示、各種の展示や体感プログラムで最先端技術を知ることができる。

トライアルスクエアイメージ図

 体感展示コーナー「トライアルスクエア」のリニューアルオープンによって導入された「スペース・プロジェクト」は、日本初の科学系博物館における設計体験と3Dプリンタのコラボレーション。未来の月面を舞台に月面資源採掘船を設計・開発するというシナリオで、プログラム「ミッション・ラボ」では未来の設計アイテム使いみんなで力を合わせて月面資源採掘船「ドデカトロン」を設計、完成した機体を操縦して資源採掘を行う。参加証として量産型ドデカトロンのミニチュアを持ち帰ることができる。

 プログラム「カスタム・ラボ」は、専用タブレットを使って月面資源採掘船を1人で自由に設計することができ、オリジナルデザインのドデカトロンはキーエンス製の3Dプリンタで立体化できる(後日自宅へ郵送)。

深海潜水調査船「しんかい6500」の精密断面模型を展示しているほか操船シミュレータなども体験可能

 参加費用は「ミッション・ラボ」が500円、「カスタム・ラボ」が2500円。三菱みなとみらい技術館の入館料は大人500円、中・高校生300円、小学生200円、団体(20人以上)は各100円引き。小・中・高・高専・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)。

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