5万円弱で「Office Home and Business」をバンドル
SIMロックフリーはやはり魅力! 8型Windowsタブ 「DELL Venue 8 Pro」 (2/2)
2014年02月12日 11時00分更新
「Venue 8 Pro」の大きな強みはSIMスロット
Wi-Fi機が多いこのクラスの中で、3G通信対応が「Venue 8 Pro」の大きな強み。さっそく、適当なNTTドコモ契約のデータ通信SIMを挿入してみた。側面にあるフタを開けるとマイクロSIMスロットとmicroSDカードスロットがあるので、SIMを挿し込む。すると、チャームの接続先(または「PC設定」)にモバイルネットワークとしてキャリアが表示される。これだけで屋外でも自在にネットワーク接続でき、Wi-Fiルータの持ち歩きもWi-Fiスポットを探す必要もないというのは快適。
バンドルアプリの類は、Windows 8.1標準アプリのほかはOffice Home and Businessのみ。画像編集や映像編集、BDレコーダとの連携ソフトなどが盛りだくさんな他社タブレットと比べれば対照的だが、ビジネスユースであれば十分とも言える。
パフォーマンスに関しては、スクロール/ウィンドウの切り替えなどはスムーズ。初期のWindows 8タブレット機のようなもっさりした印象はまるでない。Windows 8タブレットもストレスなく使えるモバイルデバイスとしてようやく成立してきたと実感できる。
今では使いやすくて小型のモバイルWi-Fiルーターがあるとはいえ、価格競争気味な値下げもあって格安SIMもいっそう身近なものになってきた。
「Venue 8 Pro」は、“自宅寝転がりパソコン”的な使い方がメインのWi-Fiタブレットとは一線を画した、どこでも仕事や遊びに活用できるモバイルデバイスと言えるだろう。
評価機の主なスペック | |
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製品名 | Venue 8 Pro(3G SIMフリー) |
価格 | 4万9800円 |
CPU | Atom Z3740D (1.33GHz) |
メモリー | 2GB |
ディスプレー | 8型IPSディスプレー(1280×800ドット、10点マルチタッチ) |
グラフィックス機能 | インテル HD Graphics(CPU内蔵) |
ストレージ | 64GB HDD |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | microUSB |
カードスロット | microSDカードスロット、マイクロSIMスロット |
カメラ | 内蔵1.2MピクセルHDウェブカメラ(前面)/5Mピクセル(背面) |
サウンド機能 | ヘッドホン端子 |
本体サイズ/重量 | 約幅216×奥行130×高さ9mm/約395g |
OS | Windows 8.1(32ビット) |
Ofiice | Office Home and Business |
初出時、他社製タブレットの搭載CPU等について誤った記述がありました。お詫びし、訂正させていただきます。(2014年2月12日)