高解像度撮影が可能なエントリー一眼レフ
ニコン「D3300」
ニコンは年明け早々にデジタル一眼レフのエントリーモデルの「D3300」を発表し、2月6日に発売を開始した。APS-Cサイズの撮像素子を採用し、その画素数は約2416万画素と十分すぎるほど。画像処理エンジンには「EXPEED 4」を採用し、ローパスフィルターレスによって高精細な画像を記録できる。
本体サイズは幅124×奥行き75.5×高さ98mm、重量は電池メディア込みで約460g。一眼レフとしてはかなり小さく、携帯性は抜群だ。
感度は最大ISO 12800まで設定可能で、エフェクト系の機能も備えている。秒間5コマの連写機能や、フルHD60p対応の動画撮影機能など、エントリーモデルながらも基本スペックは高い。
それでいて初心者向けの撮影モードを用意するなど、はじめてのデジイチに最適な上、ちょっと古くなった機種からの買い替えにもぴったりだ。
中判デジタル一眼レフの最新モデル
「PENTAX 645D 2014」(仮称)
CP+で参考展示されることがアナウンスされているのがリコーの「PENTAX 645D 2014」。中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645D」の後継機種とおぼしき製品で、リリースによれば「最新の超高画素CMOSイメージセンサー搭載」で、「多彩な撮影用途に対応する高速レスポンス」「チルト式液晶モニター搭載」といった特徴を備えているという。2014年春頃発売ということで、直近に発売される注目機種となりそうだ。
世界初の4K撮影対応のミラーレス一眼
パナソニック「DMC-GH4」
グローバル市場向けに今春導入するという「DMC-GH4」は、4K動画の撮影に対応するミラーレス一眼カメラ。まだ開発表明の段階だが、CP+にて参考展示される。
4K動画は3840×2160ドットで29.97p、4096×2160ドットで24pで記録可能。保存形式はMP4/MOVとなる。
1605万画素 Live MOSセンサーを搭載し、新開発の画像処理エンジンによりISO 25600までの感度設定が可能。また、新しい空間認識技術を採用することで、AF速度は約0.07秒と高速で、AF追従連写は秒間7コマまで可能となっている。
次世代フラッグシップとなるデジタル一眼レフ
ニコン「D4S」
今年1月に開催された「2014 International CES」で開発表明がなされた同社デジタル一眼レフの次世代フラッグシップモデル。発売時期などの詳細は不明だが、新しい画像処理エンジンによる高画質化や、AF性能の向上などを実現しているという。
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