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プチシアターが10万円以下で!? DLP機の魅力に迫る

BenQプロジェクターで始める本格フル3D視聴!

2014年02月17日 11時00分更新

文● 鳥居一豊 撮影●篠原孝志(パシャ)

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120インチスクリーンでフル3D鑑賞&
スマホ経由の静止画ワイヤレス投写も試してみた

西牧 「はい。今ハマっている『パシフィック・リム 3D』を持ってきました!」

鳥居 「僕も大好きですよ。ハリウッド風味ですが、巨大怪獣とロボットのバトルが熱いですね。さっそく上映してみましょう。3000ルーメンの高輝度ということもあり、ライトアップされた部屋でも十分楽しめそうですが、3D映像ですし、灯りを消して映画館と同じような環境で見てみましょうか」

西牧 「3Dメガネ越しでもまったく不満のない明るさですね。夜の嵐の海の場面でも暗いところまでしっかりと見えますよ。うわ!」

鳥居 「コントラストの高さはかなりのレベルで、怪獣やイェーガーのディテールもよく出ています。この映画のポイントである鋼鉄の重量感がたっぷり味わえるパワフルな映像ですね」

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ストーリー 深海から突然、出現した巨大で凶暴なエイリアン“KAIJU"。それは何年にもわたって何百万もの人命を奪い、人類の資源を消耗していく戦いの始まりだった。巨大なKAIJUと戦うため、人類は特殊な兵器を開発。“イェーガー”と名づけられたその人型巨大兵器は2人のパイロットが同時に操縦する。彼らは操縦前に、神経ブリッジを通して互いの脳を同調させる“ドリフト”というプロセスを経て戦闘態勢に入るのだ。最初は優勢だったイェーガーだが、KAIJUは出現のたびにパワーを増していき、その容赦ない襲撃の前に、人類は対抗できなくなっていく。
 いよいよ滅亡の危機に瀕し、人類を必死に守っている者たちに残された選択肢はただ1つ。疲れきって一度はパイロットをやめた男(チャーリー・ハナム)と、実戦経験のない新人(菊地凛子)という、ふつうなら考えられない2人がコンビを組み、旧式のイェーガーで戦うことになった。彼らは、迫りくる滅亡を食い止める人類最後の希望としてKAIJUに立ち向かう。
出演 チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子ほか。
監督 ギレルモ・デル・トロ

西牧 「身体を使ってイェーガーを操作するコクピットは、ホログラフィックディスプレイ風にCGのモニターがいくつも浮かんでいますが、その浮遊感もリアリティーがありますね。色も鮮やかでカッコイイです」

鳥居 「色再現もなかなか優秀です。鮮やかな原色をくっきりと出すし、それでいて肌の色などの中間色も自然な色調で再現されています。このあたりは、DLP方式を開発したテキサス・インスツルメンツ社の色再現を向上する技術“BrilliantColor”採用などの効果だと思います。

 MH680はカラーホイールを使った単板式DLPですが、色の豊かさや鮮やかな表現は十分。暗い映像は色が抜けてモノトーン調になってしまうことが少なくないですが、暗部の色もしっかりと出ていて見応えがあります」

西牧 「難破しかけた漁船を救うためにイェーガーが漁船を持ち上げる場面とか、イエーガーの巨大な手が迫ってくるところなんて、実際に舟の上にいるようです」

西牧「イェーガー(人類が開発した巨大ロボット)のデカさが伝わってきます! あとパンチがやたら痛そう」。巨大ロボットと怪獣の激突は、3D立体視を視聴するには絶好のコンテンツだったよう

鳥居 「3D映像ならではの臨場感ですよね。迫力やその場にいるという感じでは、さきほどの4Kでの2D表示にも負けないと思いませんか?」

西牧 「そうですね。3Dの立体的な見え方のせいか、こちらのほうが映画の中に入り込んだような感じがあります」

鳥居 「3D映画は、家でも3Dで見たいですよね。2Dだとイェーガーの巨大さや怪獣の恐怖感がやや薄れて、高画質ではあってもテレビ越しに中継を見ているような感じになってしまいます」

西牧 「映画館のように部屋を暗くしたことも効果がありますね。映像以外が目に入らないので、映像に集中できます。というか120インチの大画面だと、視野いっぱいにスクリーンが広がるので、テレビとは比べ物にならない没入感ですよ」

鳥居 「3D映像の見え方はどうですか? 明るさの点では十分以上だと思いますが、3D表示の場合左右の映像がまざってしまい、映像がブレて見える二重像とかクロストークが気になるものもあります」

西牧 「手前に飛び出してくるようなパンチとか、イェーガーと怪獣が組み付いたときに立体感の強い場面でも、映像がブレて見づらいということはなかったですね。動きもキレがよく残像感もありません」

鳥居 「そのあたりもDLP方式のメリットです。おそらく6倍速の表示だと思いますが、クロストークはほとんど気になりません。クロストークが多いと映像が見づらくなり、没入感を損なってしまいますから、3D表示ともDLPは相性がよいですね」

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