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“オフィスでインクジェット”ってどうなの?

HPのギネス認定複合機「Officejet Pro X576dw」を使い倒した!

2014年02月11日 14時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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ASCII.jp編集部員の八尋(左)と松野(右)。ASCII.jpでは、主にメーカーマイクロサイトのニュース記事などを担当する2人

2人ともすっかりお気に入りの様子!

—— 使ってみていかがでした?

八尋・松野「良かったです!」

—— ……どのへんが良かったですか?

松野「まず、印刷の速度が速いこと。スペック的にも印刷速度はかなり速い複合機ですが、実際に使ってみるとそれがよく分かりましたね」

八尋「オフィス据置型の大型レーザープリンターと、感覚的にはほとんど同じ速度ですね」

—— 印刷品質などはどうですか?

松野「レーザーと比べると、やはり細かな模様や罫線なんかの描写力は、多少劣りますね。ただ、この速度で、インクジェットの利点を考えたら文句はないです」

八尋「自分は主にテキストの出力メインで使っていたのですが、速さと文字の綺麗さのバランスがいいように感じました。部署内で回覧する資料だったり、簡単な企画書を作ったりする分には、必要充分の品質だと思います」

操作パネルは4.3型と大きめ。反応がよく、ストレスなく操作できる

八尋「コピー、スキャンの速度も、カラー、モノクロともに公称で42枚/分とスペック上もなかなか速いのですが、実際にもストレスなく使える速さでした」

松野「やっぱり家の複合機とは違いますね」

八尋「いや、それはそうでしょ!(笑)」

—— その他気に入った点や気になった点などはありますか?

八尋「操作パネルがかなり使いやすいです! 4.3型と大きめですし、反応が抜群にいいです」

八尋「操作パネルがとにかく使いやすい! 4.3型で大きめですし、感圧式なのにとても反応がいいんです」

松野「メニューが分かりやすいアイコンなので、必要な項目がどこにあるのかが直感的に分かりますし、階層が深くないので、すぐ目的の項目に辿り着けるんです。セットアップもしやすかったですね」

—— オフィス向けだと特に、パネルの操作性は結構重要ですよね。そのほか何か感じたことは?

松野「あと、1ヵ月使ってみた今になって思うんですが、インクがかなり持ちますよね」

八尋「あ、確かに!」

松野「八尋君と、僕と、ほか数人の合計で、1日数十枚、多いときで100枚近く印刷していたと思うんですが、さっきインクを引っ張り出して見てみたら、まだ全然減っていないような感じでしたからね」

—— それはビジネス向けの複合機としては大きなメリットですね。一応印刷可能枚数は、公称値だと黒が約9200枚、イエロー、シアン、マゼンタが約6600枚です。

松野「インクの持ち、印刷速度、紙詰まりのなさなど、やはりオフィス向け複合機は造りが違います」

松野「なので、レーザーと比べると劣る部分もあるにはあるんですけど、ビジネス用の複合機としてはバランスがいいのかな、と。それから、紙が詰まった際には取り除きやすいような工夫もしてあるんですが、まず紙が一度も詰まりませんでした。やはり家庭用とは違います。プロスペックですね」

八尋「家庭用の複合機だと、『ときどき紙が詰まる』というのはやはりありますからね。筐体が大きいだけあって、このモデルはそこがしっかり作り込まれているんだと思います。机や島の近くにおいて、限られた人数で使う、といった用途には最適なモデルですね」

松野「SOHOや、社員が少なめの中小企業なんかにも良さそうです」

—— すっかりお気に入りの様子ですね。で、実は、これは今日返してしまうんですよ……。

松野「(一瞬固まる)……え、返さないで欲しいです!」

—— お借りしているものなので、しょうがないですね。

八尋「かなり愛着を持って使っていたのに……。」

松野「どうしても返さないとだめなんですか?」

—— だめですね。そんなに気に入ったんだったら買ったらどうですか?

松野「いや、ちょっと個人で買うにはちょっと高いですよ……。」

八尋「でも、『島で気軽に使えるプリンター』があるとやっぱり仕事がはかどりますね」

松野「貝塚さんの方で買ってもらえないですか?」

—— うーん……。

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