2月3日、エクイニクスは、東京都内にある4カ所の「International Business Exchange(IBX)データセンター(TY1、TY2、TY3、TY4)間をダークファイバーでシームレスに接続できる「大江戸コネクト」を発表した。
エクイニクスは2002年にTY1 IBXデータセンターの運用を開始して以来、 TY2(2007年)、TY3(2011年)、そして2013年には大手町にTY4をオープン。グローバルの方針に基づき、一貫してネットワークが集約する首都圏にデータセンターを開設し、すでに国内外の通信事業者が50社以上集まるキャリアニュートラルなデータセンター環境を提供している。エクイニクスのユーザーは、同じデータセンター内の他のユーザーや通信キャリアと直接接続が可能な「クロスコネクト」やエクイニクス専用のダークファイバーを経由して都内の4つのデータセンター間をつなぐ「メトロコネクト」を利用できる。
今回はこのうちメトロコネクトのダークファイバー網を再構築し、大江戸コネクトとして提供する。大江戸コネクトとクロスコネクトを組み合わせることで、データセンター内でもデータセンター間でもシームレスに接続できるとのこと。月額料金は2つの拠点を結ぶ1区間あたり、1/10Gbpsともに月額3万5000円(税別)。クロスコネクトと同料金で、専用線の1/10で済むという。
なお、大江戸コネクトは、日立製作所のデータセンターサービスやクラウド関連ソリューションにおいて、すでに導入されているという。
