富士フイルム「X」シリーズコンデジ版が3万円前後! 「FUJIFILM XQ1」
レンズ交換式の高級デジタルカメラで高い評価を受けている富士フイルム。
根強いファンが多いことで知られているが、その中でも「FUJIFILM X」シリーズはプレミアムシリーズとして人気のブランドだ。そんなXシリーズの中で、値段もサイズもローエンドクラスに位置するのが「FUJIFILM XQ1」となる。
撮影素子には最新の「X-Trans CMOS II」センサーを搭載。サイズも2/3型と大きめだ。レンズは35mmフィルム換算で25~100mmで広角側が広め。広角端の絞り開放値はF1.8。一方、望遠端の絞り開放値はF4.9と暗くなってしまうため、主に広角側で力を発揮するレンズと推測される。
シャッターチャンスに強いこともこのカメラの特徴で、撮像面位相差AFにより高速でピント合わせができることや、起動時間やシャッタータイムラグが少ないこともアピールポイントだ。さらに、外観は高級機らしく仕上がっており、ブラック、シルバーの2色から選ぶことができる。
気になる価格は、安いショップでは3万円を少し上回る金額で前後している。ブラック、シルバーのカラーともにほぼ同じような値動きをしているため、今のところ値段によって色が制限されることもないだろう。
なお、XQ1のほかに、一世代前の機種である「XF1」を選ぶという選択肢もある。生産終了品であるが、まだ店頭在庫が残っているので購入は可能。撮影素子の世代が古い以外はほぼ同じようなスペックで、ボディーに貼り皮がしているなどファッション性も備えている。
富士フイルム「FUJIFILM XQ1」
- 撮像素子:2/3型X-Trans CMOS
- 有効撮像素子:1200万画素
- 光学ズーム:4倍
- ISO感度:ISO 100~12800
- 紹介ページ
APS-Cセンサーを搭載するコンパクト機
シグマ「SIGMA DP2 Merrill」
大型の撮影素子を搭載する高級コンパクト機が話題だが、実は元祖的存在なのがシグマの「DP」シリーズ。APS-Cサイズの素子を搭載し、レンズは単焦点というこだわりは初代から変わらない。
その最新機種で35mmフィルム換算で45mmというレンズを搭載する機種が「DP2 Merrill」(メリル)である。
撮影素子はほかのデジタルカメラとは異なり、光の3原色を3層別々に記録する「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」で、有効4600万画素。独特の高い解像感を支持するユーザーも少なくない。
このセンサーを搭載するデジタルカメラは、RAW形式でPCに取り込むことによって特に高い画質が得られる。そんな楽しみもシグマのカメラの特徴だ。
発売当初は9万円近くした本機も、現在は最安値ベースだと5万円を切る価格で売られている。便利さという点では短焦点レンズがネックになるが、画質優先の尖ったカメラが5万円以下で手に入るのだから、高画質カメラを探しているならゲットしてみる価値はあるのではないだろうか。
富士フイルム「FUJIFILM XQ1」
- 撮像素子:Foveon X3(APS-C)
- 有効撮像素子:4600万画素
- 光学ズーム:――
- ISO感度:ISO 100~6400
- 紹介ページ
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