筆記データはいったん本体内に保存して
クラウドサービスに転送可能
あらかじめ電源オンにしたBoogie Board Sync 9.7上に筆記したデータは、本体上の「SAVE」ボタンを押すことで内部のストレージにPDFファイルとして保持される。
内部にPDFファイルとして一時保管されたデータをスマホなどのBluetooth対応クライアントに取り込むには、Google Playに登録されている「Boogie Board Sync」をスマホに導入することが必要だ。
これらの簡単な操作を行なうだけで、Boogie Board Sync 9.7上に記述されたすべてのデータがスマホ側に簡単に転送される。そして、任意のクラウドシステムにアップロードするには、スマホの「共有」アイコンをタップすればいい。いくつかのクラウドサービスが表示されるので、アップロードしたいサービスを選択するだけだ。
筆者は、Boogie Board Sync 9.7で記述したデータを、自身のメインクラウドサービスである「Dropbox」や「Google Notes」をはじめ、「Evernote」「LINE」などに共有転送してみたが、いずれも難なくうまくいった。
スマホに転送された後のPDF筆記データは、事後、ユーザー任意のフォルダー名を付け、分類することも可能だ。
今回のBoogie Board Sync 9.7は、従来のアクティブ型であるBoogie Board RIPと同じように、PCのペンデジタイザーとして活用できる。Boogie Boardの米国サイトより「VIRTUAL DESKTOP COMPANION SOFTWARE」をダウンロードすることで、PC画面上に表示されているBoogie Board Sync 9.7に描画することができるのだ。
また、単なるPCのマウス操作の代わりに専用スタイラスを活用することもでき、ペンにはマウスボタンに該当するクリッカブルなスイッチも搭載されている。
残念ながら現在のところ、PCからこのアプリで連携してアップロードできるクラウドシステムはEvernoteだけだが、日常、Evernoteをメインのクラウドシステムとして活用しているユーザーには便利な機能だろう。もちろん単なるPDFファイルなので添付書類としてはさまざまな使い方ができる。
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