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アスクル、ビッグデータ活用のマーケティング拠点を新設

2014年01月28日 04時30分更新

加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 アスキークラウド3月号(1月24日発売)では「クラウドの成功法則7」と題した特集で、世界を代表するクラウド企業のグーグルやアマゾンには急成長の背景に7つの法則があることをまとめている。そのうちの1つは「平準化」で、変動を減らして無駄をなくすことが狙いとなる。

 記事では「平準化」に取り組む国内の成功事例として、法人向けのオフィス用品通販(BtoB)を手掛けるアスクルを紹介している。同社はヤフーと資本業務提携を結び、2012年10月に個人向け日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」(BtoC)も事業化しているが、BtoBとBtoCの注文のピークにズレがことに着目。物流拠点の稼働を、BtoBは平日の日中に、BtoCは平日夜間や休日にそれぞれ割り当てることで、稼働率の平準化を実現させたのだ。

 そんなアスクルは27日、次なるビジネス戦略の一手を打ち出した。ビッグデータを活用したマーケティング戦略の拠点として、2月21日に「LOHACO ECマーケティングラボ」を設置する。大容量情報解析の第一人者で東京大学名誉教授の宮田秀明氏を所長に迎え、味の素や花王、カルビー、コカ・コーラなどのサプライヤーとともに研究活動を行う。

 アスクルの流通プラットフォームは、商品開発や効率的な広告販促においてサプライヤーとの協働を可能にするオープンなプラットフォームとして機能している。一方で、サプライヤーとのマーケティングデータの相互提供や共同販促などで協働化を深める「アスクル Webマーケティングコンソーシアム 」も展開。今回、新たに開設するラボはマーケティングの分野でオープンなプラットフォームを担い、ダイレクトマーケティングやCRMの開発・推進、新たな流通プラットフォームの開発など、サプライヤーとの共同ECマーケティングを構築していく。

アスクルの「LOHACO ECマーケティングラボ」の位置づけ

アスクルの「LOHACO ECマーケティングラボ」の位置づけ

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