テレビ録画を快適に楽しむなら、やはりBDレコはほしい!
5万円以下で手に入るBDレコ
薄型テレビに録画機能が付随するようになったこともあり、レコーダーも好調とは言いにくい状況にある。しかし、各社とも使いやすさや機能性を充実させており、製品としての実力はかなり高いものになっている。
比較的リーズナブルな価格で手に入るレコーダーで、薄型テレビと組み合わせることでさらに豊かな楽しみを味わえる、という意味でおすすめなのは、パナソニックのブルーレイDIGA「DMR-BWT560」だ。実売価格は4万7000円前後だが、最安ベースでは4万円を切っているショップもある。
薄型テレビの録画機能では、いくつもの番組を同時録画しようとすると、放送中のチャンネル切り替えができなくなるなどの制約が出てしまう。その点、専用機のBDレコならば放送視聴とは別に録画ができる。本機はダブルチューナーで2番組同時録画もできるので、実用上は十分だろう。
BDレコーダーでは人気の高いDIGAシリーズだけに、機能の充実度や使いやすさの点も申し分ない。特に、独自開発のシステムLSI「ユニフィエ」を搭載するため、操作レスポンスが高速で、番組表のスクロールなどもサクサク行なえるのは非常にありがたい。
しかも、本機は比較的安価なモデルながらも、4K/24pアップコンバート出力や、BDソフトで36bitの高階調映像を再現できる「MGVC」(マスターグレードビデオコーディング)の再生に対応している。
将来的に4Kテレビを手に入れたいと思う人、より高画質でBDソフトを楽しみたいという人にも適したモデルなのだ。
本機を使ってMGVCソフトをいくつか視聴してみたが、アニメ作品で気になりやすい均一な青空の色の変化が縞模様になってしまう「カラーバンディング」などがなくなり、非常にスムーズで、しかも色の深さが一段と際立った映像を楽しめた。
高画質映像のための処理技術もハイエンドモデルと基本的には同じものを使っていることもあり、情報量が豊かでノイズも目立ちにくい。MGVCのBDタイトルはまだまだ数が少ないながらも、制作者も満足する品位の高い映像を収録できていることで注目度は高い。そんなソフトを最良の状態で楽しめると考えると、BDプレーヤーとしても極めてお買い得と言える。
迷っている時間はない!!
ほしい製品、お買い得製品を見つけたら即ゲットだ!
消費税改訂後の需要減はどのメーカーも理解しており、4Kテレビを含む薄型テレビの最新モデルが、4月以降の登場になるように、どのジャンルでも気になる新製品は4月以降に登場することが多いだろう。
その意味でも、消費税改定前に手に入れられるのは現行モデルだけだし、物によってはすでに生産が完了し在庫のみの状態にあるものも少なくない。
もちろん、駆け込み需要による製品の品薄も予想されるので、まだあと2ヵ月もある……などと言っていられるほど、実際の猶予はない。ここで紹介したお買い得モデルだけでなく、購入を迷っている気になるアイテムがあれば、早めに決断して購入してしまうといいだろう。
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