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日本唯一の空挺部隊の勇姿を見よ

今年は島嶼防衛がテーマ! 「陸上自衛隊 第1空挺団」降下訓練始め

2014年01月25日 16時00分更新

文● 伊藤真広

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1月12日に航空機21機、車両40両、約300人の隊員が参加して実施された「平成26年 第1空挺団 降下訓練始め」

 自衛隊の公開イベントとして1月の恒例行事となっている、日本で唯一の空挺部隊である陸上自衛隊 中央即応集団隷下「第一空挺団」の「降下訓練始め」が、今年も1月12日に千葉県 習志野演習場で行なわれた。

 今年の降下訓練始めは、2013年末に閣議決定を経て決められた日本初の国家安全保障戦略にのっとり「島嶼(とうしょ)防衛」がテーマ。“我が国領土内の島嶼に対する敵国の武力進行に対し、陸・海・空総合で空挺作戦を行ない、地域を確保するという想定”で実施された。

 参加部隊は、陸上自衛隊 第1空挺団のほかに、第1ヘリコプター団、東部方面航空隊、中央即応連隊、航空学校霞ヶ浦校、第1戦車大隊、高射教導隊、第12特科隊、第1高射隊、海上自衛隊下総教育航空群、航空自衛隊支援集団が参加。約1万2000人が見守る中で行なわれた演習の模様を写真とともにお伝えしていこう。

訓練を前に待機する偽装を施された10式戦車などの訓練参加車両

前半は「各種航空機からの効果展示」

 「降下訓練始め」は前・後半の2部構成になっていた。訓練開始に先立ち、その日の風の具合を確認するためのテスト降下が偵察ヘリUH-1Jで行なわれた。続いて、第1空挺団第27代団長 岩村陸将補、同最先任上級曹長、各隊指揮官、最年少隊員らが輸送ヘリCH-47Jから降下を実施。各指揮官たちの降下が完了した後、小野寺防衛大臣がCH-47Jに乗って演習場に到着。ようやく今年の「降下訓練始め」を始める準備が整った。前半は、第1空挺団の「各種航空機からの効果展示」となっており、UH-1J、CH-47J、C-1、C-130の4種類の航空機から合計55名の隊員が降下を実施した。

UH-1Jからテスト降下をする隊員
2000人の第1空挺団のトップの団長であろうとも降下を行なう! ということで、50歳になる岩村公史陸将補も降下で登場
CH-47Jで訓練場に降り立った小野寺防衛大臣は、岩村団長とガッチリと固い握手をした
視察する小野寺防衛大臣。後方に見える白っぽい人たちは(UCP迷彩)は在日米軍。2列目以降のレッドベレーをかぶるのは米陸軍の空挺部隊の隊員と思われる
降下展示の1番手としてUH-1Jから空挺降下を行なう隊員UH-1Jに続いて、CH-47Jからの空挺降下
演習場の北から侵入してきたのは、近いうちに姿を消してしまうかもしれないC-1
C-1の側面の扉から続々と空中に踊る出る隊員たち。この時の高度は約300m。対地速度は210km/hとなっている
小松基地所属のプロペラ輸送機C-130も登場
1月の習志野の空に咲いた落下傘の華たち

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