博報堂DYホールディングスが発表したスマホに関する調査によると、スマホの保有率は2013年8月の48.2%から11月の55.2%へ7ポイント増加し、半数を超える結果となった。スマホの普及拡大を物語る調査だが、注目されるのは10代と20代で保有率が80%を超えている点。スマホの普及と同時に、低年齢層での所有の増加が特徴として挙げられるのだ。
この傾向が進行していくと、スマホに初めて触れるのは何歳まで低くなるのか。MMD研究所はこのほど、こうした疑問に応える調査結果を公開した。スマホを所有する子育てママを対象に実施した同調査では、スマホを使って子供と一緒に遊んでいる人が半数近くの46.7%にのぼることがわかった。調査対象者は0~6歳の子を持つ女性であるため、0~6歳の幼少期からスマホに触れ始めた子どもがいることを意味する。
そこで、子どもと一緒にスマホで遊ぶ際にどのようなアプリを利用するのかジャンルを尋ねると、トップは「子ども向けのゲームアプリ」で56.9%、2位は「動画アプリ」で35.5%、3位は「知育アプリ」で31.4%となった。
スマホを持つ親が増えればそれだけ子どものスマホに触れる機会も増加し、スマホ所有の低年齢化が進み、スマホの保有率が高まる――こうしたスパイラルが働いているようだ。
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■MMD研究所