全モデルWindows 8.1対応、新たにAMD製GPU搭載モデルも
ALIENWARE新製品、Core i7-4930MXをオーバークロックでより高速に
2014年01月24日 15時34分更新
デルは1月22日、ゲーミングPCブランド「ALIENWARE」から、「ALIENWARE 14」などデスクトップ/ノートPC5製品の2014年春モデルを販売開始した。
従来対応していたWindows 7に加え、すべてのモデルでWindows 8.1が選択可能になった。また、NVIDIAのGPUに加え、新たにAMDの「Radeon R9」シリーズを搭載したモデルもラインナップする。
各モデルにはALIENWAREの設定をコントロールする「ALIENWAREコマンドセンター」がインストールされている。そのうち「AlienFx」では、筐体のライティングテーマと特殊効果を設定することが可能で、「World of Tanks」など55を超えるゲームタイトルで連動発光させられるという。コマンドセンターは他に、ゲームごとに環境設定を変更する「AlienAdrenaline」、消費電力を最適化する「AlienFusion」、キーボードに搭載されたマクロキーやマウスボタンの設定を変更する「Alienware TactX」などの機能を備える。
ALIENWARE 14は、A4サイズのコンパクトなボディに、オーバークロック設定済みのCore i7-4900MQ(2.8GHz)、GeForce GTX 765M、768GB トリプルSSDが搭載可能な14インチゲーミングノート。「ソリッド・ステート・ハイブリッド・ドライブ(SSHD)」を標準採用し、これまでの標準HDDに比べ約1.5倍の速度で起動できるという。また、外光の映り込みの少ないノングレア液晶を備える。4モデルをラインナップし、価格は13万9800円~29万9800円。
「ALIENWARE 17」は、CPUにCore i7-4930MX エクストリーム・エディション(3.00GHz)、GPUにGeForce GTX 780M、1TB クアッドSSDを搭載可能な17インチノートで、最新GPUとなるRadeon R9 M290Xを採用したモデルが追加されている。ディスプレーにはノングレア液晶を標準搭載し、オプションで120Hzの倍速駆動に対応した光沢液晶に変更が可能。また、ゲームごとにコマンドを設定できるマクロキーやHDMI入力を装備している。4モデルをラインナップし、価格は19万9800円~49万9800円。
「ALIENWARE 18」は、オーバークロック設定済みCore i7-4930MX エクストリーム・エディション(3.00GHz)、GeForce GTX 780M×2、1TB クアッドSSDを搭載でき、18.4インチ フルHD光沢液晶を標準装備する。ゲームごとにコマンドを設定できるマクロキーやHDMI入力を備える。4モデルをラインナップし、価格は26万9800円~59万9800円。
「ALIENWARE X51」は、Core i7-4770(3.40GHz) 、GeForce GTX 760 Ti、1TB HDDを搭載可能なデスクトップPC。新たにRadeon R9 270、Radeon R9 270Xを装備したモデルが用意されている。4モデルをラインナップし、価格は8万4800円~15万9800円。
「ALIENWARE Aurora」は、オーバークロック設定済みCore i7-4960X エクストリーム・エディション(3.6GHz)、GeForce GTX 780×2を搭載可能なデスクトップPC。Radeon R9 290X、Radeon R9 270搭載モデルを用意している。また、シリーズ唯一となる水冷式CPUクーラー「CPUリキッドクーリングシステム」を搭載し、数十時間の連続稼働も安定するという。4モデルをラインナップし、価格は19万9800円~39万9800円。