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27km離れた地点で良好に受信

NHK、8K放送の地上波長距離伝送実験に成功

2014年01月20日 16時46分更新

文● ナカムラ/ASCII.jp編集部

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今回の実験と現在の地上デジタル放送の比較(同社資料より抜粋)

 NHKは1月20日、地上波での放送を想定した8Kスーパーハイビジョンの長距離伝送実験に成功したと発表した。本実験は、総務省の委託研究をNHKが受託して実施したもの。

 今回の実験では、熊本県人吉市のNHK人吉テレビ中継局に設置した実験試験局から、圧縮した8K信号をUHF帯1チャンネルで送信し、27km離れた熊本県球磨郡湯前町・農村環境改善センターにて良好に受信できることを確認したという。伝送容量は91.8 Mbp、映像フォーマットはMPEG-4 AVC / H.264。27kmは現在の地上デジタル放送と同程度を想定した距離だとしている。

 ハイビジョンの16倍の情報量を持つ8K信号を伝送するために、画像圧縮技術に加えて、超多値OFDM(直交周波数分割多重)や偏波MIMO(同じ周波数を用いて複数のアンテナから異なる信号を同時に送信する技術)などの伝送容量を拡大する新技術を活用したという。

 2012年5月には、NHK放送技術研究所と約4.2km離れた地点との間で世界初となる地上波での8K伝送実験に成功している。今回の実験では、8K信号を家庭に届けることを検証するための長距離伝送をおこなった。

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