業務用撮影機材の開発・販売を行うカナリアは、カメラ雲台をAndroidスマホで無線操作するアダプタ「Android制御ユニット」を発表した。
同社の雲台は、業務用大型ビデオカメラや家庭用小型ビデオカメラ、一眼デジカメなどを搭載し、1~3軸がモーターによって回転、パン/チルトといったアングル変更ができるもので、動物写真や自然写真、超ハイアングルや車載などといったさざまなシーンをリモートコントロールで撮影するための製品。従来は専用コントローラーを有線で接続して操作する。
「Android制御ユニット」は同社の動力雲台と接続して使う装置で、AndroidスマホとはBluetoothで接続し、最大約10m離れた状態でカメラの向きやズーム/撮影/各種操作が行うもの。カメラの制御はLANC端子を使用し、同社の「超小型雲台」を接続した場合はパン±180°、チルト±90°の範囲で向きを制御、カメラは、ズーム・フォーカス・録画ON/OFF・フォト撮影・スクリーンの表示/非表示切替が可能。
本体サイズは幅110×高さ150×厚み40mm、重量は約330g。価格はオープンプライス(雲台機器と組み合わせての見積もり・発注)。