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スマホ活用、動画、バイラルなど最新広告手法の意識調査

2014年01月15日 05時08分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 リビジョンがスマホを使った調査「スマートサーベイ」により「広告」についての意識を調べた。どんなものであっても広告は好ましくないという否定派は12.4%で、内容として面白かったり割引情報などの役に立つものであればよいという肯定派は87.6%と多数を占めた。

 そこで最新の広告手法に関しても質問してみた。まず、記事やポスターなどにスマホをかざすタイプの広告を利用したことがあるか尋ねると、「ある」は47.2%、「ない」は52.8%でほぼ並んだ。次に、購入を検討している商品・サービスについて、動画を検索して視聴した内容を参考にすることがあるか質問したところ、「ある」は29.4%、「ない」は70.6%。

 広告に直接関わるわけではないが、最近、国内で開設されはじめた「バイラルメディア」についても質問してみた。バイラルとは、ホームページへの書き込みやブログ、SNSなどのオンライ上で口コミにより話題が広がることを意味し、これを広告手法とした「バイラルマーケティング」がある。「バイラルメディア」は、SNS等で拡散している記事をまとめたサイトだ。

 バイラルメディアの認知度はわずかに2.4%で、知っているバイラルメディア(思わずシェアしたくなるようなコンテンツが掲載されているメディアサイト)について質問したところ、「BuzzFeed(バズフィード)」が2.2%、「dropout(ドロップアウト)」が1.6%、「Buzzlive(バズライブ)」と「Whats(ワッツ)」、「Upworthy(アップワーシー)」はいずれも0.4%、「pocketti(ポケッチ)」は0.2%という程度。「バイラルメディアという言葉は知っていても具体的に知っているメディアはない」が95.4%にのぼった。

 利用度や認知度がまだまだ低い広告手法やメディアも、2014年に大きくブレイクするかもしれない。

広告肯定派と否定派のコメント一例

広告肯定派と否定派のコメント一例

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■スマートサーベイ

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