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オプションで専用クラウド環境への遠隔保存が可能に

アール・アイ、「Secure Back 4」にクラウドバックアップ追加

2014年01月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 アール・アイは1月14日、同社が開発する集中管理型バックアップソフトウェア「Secure Back 4」のオプションとして、専用クラウド環境へのバックアップが可能となる「Secure Back クラウドオプション」の提供を開始した。

 Secure Backは、企業内のPCやサーバーのデータ保護を目的としたクライアント/サーバー型のバックアップソフトウェア。最新版のSecure Back 4では、大規模ユーザー向けの管理コンソールおよびライセンスを提供し、数千台規模のバックアップに対応している。

 今回追加されたクラウドオプションでは、Secure Back 4のユーザー(PC Packを除く)が、アール・アイが提供するクラウド環境にデータを遠隔バックアップすることができるようになる。データはソフトウェアVPNを介して複数の国内クラウド環境へ送信される。送信時にデータを暗号化することも可能。一般的なパブリック・クラウドを利用せず、Secure Back向けに用意された専用クラウド環境のため、アール・アイでは「セキュリティポリシーの高い企業でも安心して利用することができる」としている。

クラウド環境およびバックアップサーバへのデータ保存時に、自動的に暗号化して保存することもできる

 同オプションの利用価格(税抜)は、1年間分の使用権が100GBで18万円、1TBで96万円となっている。

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