isaiはちょっとした操作性アップの工夫が!
isaiはLG製スマホ独自の機能も搭載されているが、そこにちょっと便利な要素を加えている印象だ。まずは独自の「isaiスクリーン」。これはホーム画面が「ニュース」「トレンド」「SNS」などと、表示される内容が分かれている。
他にもアプリの利用頻度によって、アプリのアイコンの色が変わる「アプリハイライト」、アドレス帳やカメラなどでは利用頻度が低い機能は、アイコンなどが表示されない(メニューにはある)「クリーンビュー」という機能もある。さらにイヤホンを接続すると、関連アプリが表示されるなど、ひと工夫が目立つ。
設定を見ると、同じLG製のドコモ「G2」にもあったメインのキーをカスタマイズできる「フロントタッチボタン」や、顔を検知して画面の点灯や、動画再生の判断を行う「スマートスクリーン」「スマートビデオ」など、LG製スマホでおなじみの機能がある。さらに「片手操作モード」を使えば、キーボードの位置が左右に寄る。
それほど細かなカスタマイズはできないものの省電力設定に「バッテリーセーブ」がある。また「ゲストモード」はスマホを他人に貸した際に指定のアプリだけを表示するというもので、ロックの解除の仕方でモードを切り替える。ゲストモードではホーム画面自体が大きく変わり、ゲストユーザーはステータスバーやアプリメニューを開くこともできなくなる。
またG2と同様にハイレゾオーディオの再生にも対応しており、オーディオエフェクトも充実している。
初心者向けで操作がわかりやすい1台
DIGNO M
DIGNO Mはいかにも初心者向けの設定を用意。ホームボタンの長押しをすると、Google Nowが起動するのだが、さらに京セラ製スマホではおなじみの「すぐこえ」「すぐメモ」も使うことができる。この機能、他アプリを使っているときでも呼び出せるので、まさに“すぐ”使いたいときに便利だ。
アプリメニューを開くと、アプリのアイコンがカテゴリー分けされて配置。正直言うと、パッと見ではごちゃごちゃしていてわかりにくい気がしたのだが、アプリが多いとむしろカテゴリーアイコンをタップして、すぐに目的のアプリを探せるというメリットがある。アプリの整理が苦手な人には良さそうだ。
一方、アプリをあまり使わない人は「エントリーホーム」に画面を切り替えれば、文字のフォントが大きくなり、メニューもシンプル。ケータイライクな画面構成となる。
ただ初心者向け端末とはいえ、音質設定に「ドルビーデジタルプラス」があり、映画、音楽の再生時、あるいはカスタムで自分好みにして音を楽しめる。デモでオン・オフ時の音の違いを比べることも可能だ。
「省電力ナビ」には「お好み」と「長持ち」の設定があり、細かく設定が可能だが、そのわりに画面はわかりやすく、初めてでも簡単にオリジナルの設定ができそうだ。
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