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13年はスマホゲーム、14年はスマホ・タブでマンガ・コミック

2014年01月08日 05時54分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 アスキークラウド2013年12月号(10月24日発売)で記事を掲載したように、2013年は「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)や「LINEゲーム」(LINE)などがダウンロード数を伸ばしたほか、「ドラゴンクエスト」がアプリをリリースするなど、スマホ向けのゲームが大きく躍進した1年となった。しかし、スマホ向けサービスで注目を集めたのはゲームだけではない。それはゲームと並ぶ代表的なサブカルチャーのマンガやコミックだ。

 「LINEゲーム」や「Hangame(ハンゲーム)」の開発を手掛けるNHN PlayArtは、スマホでコミックが楽しめるアプリ「comico(コミコ)」を13年10月31日に公開したが、年末の12月29日付けで累計ダウンロード数が60万を突破したと発表。ディー・エヌ・エーもスマホ・タブレット向けの週刊マンガ雑誌アプリ「マンガボックス」を13年12月4日にリリースすると、ダウンロード数が12月26日に100万、1月7日には200万に達したという。

 アスキークラウド2月号(13年12月24日発売)の「タブレットは『大型スマホ』にあらず」という記事では、スマホ・タブレットの用途として電子書籍は7インチが最適だという調査結果に触れている。MM総研が昨年11月に発表した調査予測では、今後はスマホに続いてタブレットの普及拡大が見込まれているだけに、マンガ・コミックは、スマホとタブレットを両輪にゲーム以上の成長を遂げる可能性を秘めていると言える。

「マンガボックス」のイメージ

「マンガボックス」のイメージ

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■comico(コミコ)
■マンガボックス

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