まだ2014 International CESは開幕していないが、メーカー各社のプレスカンファレンスを見てみると、どうやら「4K」が大きなキーワードになっていることは間違いないようだ。
テレビもそうだが、撮影する側――ビデオカメラも、コンシューマー向けの4K対応製品がいくつか発表されている。
ソニーはハンディカムの4K対応モデル「FDR-AX100」を投入。現行の4Kハンディカム「FDR-AX1」に比べて約1/4の小型サイズを実現しているのが最大の特徴。価格も2000ドル(約20万円)と4Kカメラとしては比較的低価格となる。
1型という大きな裏面照射型CMOSイメージセンサー(有効約1420万画素)を採用。4K撮影のほかにフルHD撮影にも対応しており、その際は4Kで撮った映像を本体でダウンコンバートして記録するため、より高精細な映像を保存できる。
4Kカメラを発表したのはソニーだけではない。パナソニックは、同社のウェアラブルカメラの4K対応製品を発表。さらに、デジタル一眼カメラについても、4K撮影ができるものを開発中であることを公表した。

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