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米Mozillaとのパートナーシップ締結を発表

パナソニック、Firefox OS搭載スマートテレビ商品化へ

2014年01月07日 16時15分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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パナソニックが「Firefox OS」をスマートテレビ向けプラットフォームに採用!?

 パナソニックは1月7日、米Mozillaの「Firefox OS」をスマートテレビ向けプラットフォームに採用する予定だと明らかにした。OSの開発推進におけるパートナーシップ契約も締結している。

 スマートテレビをHTML5ベースのFirefox OSで制御することにより、ネット上コンテンツとの連携を単一のアプリで容易に記述できるようになるため、開発者は、インターネットや放送のコンテンツを利用したアプリやサービスをより自由に開発できるようになるとしている。

 Web APIを利用すれば、次世代スマートテレビから家庭内外の家電製品やその他機器の使用状況を確認したり、操作することも可能だという。

 今回のパートナーシップ締結にあたり、パナソニック AVCネットワークス社のテレビ事業部長 楠見雄規は「今後は、Webベースのオープンプラットフォームを推進し、イノベーションの更なる加速と創造的なサービスの全世界的創出につなげていきたい」と、米Mozillaのアジアオペレーション社長兼Mozilla 台湾のCEO コン・リー氏は「Mozillaとパナソニックのビジョンにはしっかりした共通点があり、両社のさまざまな専門知識やノウハウを組み合わせることによって、すばらしい製品を開発することができるだろう」とそれぞれコメントしている。

 今後パナソニックはFirefox OS搭載スマートテレビの商品化を目指す。またMozillaと強力し、国内におけるFirefox OSの次世代スマートテレビへの活用促進も実施していくという。

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