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モノの特性を活かすために、機能を優先したらカッコイイLED照明ができた

LED照明に革命を起こす!? 「CSYS」とジェイク・ダイソンの野心

2014年01月08日 11時30分更新

文● 飯島恵里子/ASCII.jp編集部

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「これまでのLED照明器具にはフラストレーションがあった」と開口一番に話しだした、ジェイク・ダイソンと自身が手がけたLED照明器具「シーシス(CSYS)」

 安易に名字から察することができるように、ジェイク・ダイソンは掃除機・扇風機に旋風を巻き起こした「Dyson」の生みの親、サー・ジェームズ・ダイソンの息子である。実業家ではなくいちエンジニアとして起業した父と同じく、ジェイクも技術者視点で製品を発表した。それがLEDを利用した照明器具「シーシス(CSYS)」だ。

 父が紙フィルターを必要としないサイクロン式の掃除機を発案したように、ジェイクもまた独自の発想とともに既存観念に固執しない照明を発案。父、子ともに外装のモダンなデザインが注目されがちだが、LEDの特性を活かすことに注力したシーシスについて、ジェイク・ダイソン自身にインタビューした。

シーシスは飾り気のないシンプルな外観をもつ

これまでLEDの特性を活かしたライトがあっただろうか?

 「これまで市場に出たLEDを利用した照明にとても不満があった。1960年代にLEDに革命が起こり永続的に利用できる兆しが見えた。それにも関わらず、使い捨てのLED電球が登場した。大きな会社は売ることを重視しているため、長期間使用できる製品に興味がなく、5~7年ぐらいの寿命の製品を作ることで満足している。僕の目標はLEDを生涯使い続けることができることを、証明したいんだ」


ジェイク・ダイソン/Jake Dyson Products

 イギリスの発明者でダイソン社の創業者、サー・ジェームス・ダイソンは実父。14歳の時、ミルとろくろの使用法を教えられたのをきっかけに、デザインの世界を知る。セントラル・セント・マーティンズ芸術大学卒業。卒業後の初仕事として2名の著名デザイナーのインテリアデザインを手がける。当時のニックネームtechnoの由来は、優れたデザインの裏側に隠れる、メカニックスに異常なほどに興味をもっていたことから。その後、働いたダイソンでは、製品の企画、デザインから製造開発までと、最初から最後までのプロセスを学ぶ。しかしシーシスを生んだ「Jake Dyson Products」はジェイク個人の会社であり、ダイソン社と関係はない。

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