ディスプレーが左右どちらからも180度まで回転
回転ディスプレー搭載の“2 in 1 Ultrabook”「LIFEBOOK WT1/P(カスタムメイドモデル:TH90/P)」 (2/4)
2014年02月04日 12時00分更新
フォトスタンド風やタブレットでも利用可能
「LIFEBOOK WT1/P」のディスプレーは左右どちらからも180度まで回転ができ、戻す時は逆に捻りなおす。そのまま一回転という形にはならないから、しばらくタブレットスタイルで使った後などは戻す方向に注意したい。開く途中から回転できてしまうほどなので、かなりおかしな形にすることも可能だ。中途半端な位置で止めることに意味はないかもしれないが、そのフレキシブルさはおもしろい。
180度回転させた状態では、デジタルフォトフレームにも見えるシアタースタイルになる。名前の通り、動画鑑賞などではこのスタイルで利用すると、キーボードが目に入らない分、中身に没頭できる。また、ビジネスで使うならばプレゼンテーションやデモンストレーションに使うとスマートだろう。
さらにディスプレーを倒すと、タブレットスタイルになる。この状態からはディスプレーが簡単にズレてしまうことなく安定して持つことができる。サイズと重さ的には片手で軽々持つという感じではないのだが、腕に乗せるようにして持つと快適に利用できた。
タブレットでは長い文章等が書きづらいが、外出先のテーブルがない場などで使うにはノートPCは扱いづらい。用途に合わせて簡単に利用スタイルを切り替えられるのがコンバーチブルマシンのよいところだ。
しっかり使えるアイソレーションキーボードを搭載
「LIFEBOOK WT1/P」のキーボードはアイソレーションタイプ。大きめのEnterキーや、独立したカーソルキーの配置など細かい部分が扱いやすい。実測でキーピッチは19mm程度、キーストロークは1.5mm程度だった(カタログ値では1.0mm)。軽いタッチで入力することができ、快適だった。
タッチパッドはボタン一体型のものを採用している。こちらも指滑りがよく、利用しやすい。ノートPCスタイルで使っている分には、キーボードもタッチパッドもごく普通の使い心地で、タブレットのオマケ的な雰囲気ではないから、ノートPCとして本格的に使いたい人にも不満はないだろう。
(次ページ、「IGZO搭載で高精細表示も可能なディスプレー」に続く)


