米コーニングは1月3日、台湾のガラス加工メーカー正達国際光電と協業し、3D形状に成型した「Gorilla Glass」を量産する準備を進めていることを明らかにした。年内の量産開始を目指す。
同社によれば、主要スマートフォンメーカー10社の内、すでに半数以上が曲面ディスプレーを搭載したモデルを生産しているのだという。リリース中では「この技術は、設計者がより薄く軽量なデバイスを設計する手助けになるだろう」と語られている。
Gorilla Glassは製造段階でアルミノケイ酸塩を使用した強化ガラス。多くのスマートフォンやタブレットなどに搭載されており、現在は初代Gorilla Glassや「Gorilla Glass 2」よりもさらに強度を高めた「Gorilla Glass 3」が商品化されている。