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ゲームはアプリよりブラウザのほうが大当たりの可能性大

2013年12月26日 14時30分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 米アプリ市場調査会社アップ・アニー(App Annie)の調査結果によると、AppStoreやGooglePlayをはじめとしたアプリマーケットでの売上高は、12月11日時点で日本が米国を上回り、日本がスマホゲームの売上世界一の座についた。スマホゲーム市場として注目度が高まる日本において、サイバーエージェントの子会社、CyberZ(サイバーゼット)は26日、スマホゲームユーザー動向調査の結果を発表した。

 同調査によると、AppStoreやGooglePlayからダウンロードして遊ぶ「アプリゲーム」のユーザー数は6割、アメーバやグリー、モバゲーなどマイページから遊ぶ「ブラウザゲーム」は1.5割、両方を遊ぶのは2.5割となった。

 1回あたりの平均課金額は「300円未満」が過半数を占めたが、ブラウザゲームのみのユーザーは「500円以上」が約4割を占め、アプリのみのユーザーよりも1回あたりの平均課金額が高い傾向となった。月額課金額の平均は「300円未満」が57%で、次いで「1000円以上5000円未満」が13.5%となったが、こちらもブラウザゲームのみのユーザーは「5000円以上」の割合が10.4%を超え、アプリのみのユーザーの割合5.6%よりも高い結果。

 ブラウザゲームのみのユーザーは、スマホゲームユーザーの全体からみれば数は少ないものの、課金についてはアプリのみのユーザーに比べてより積極的であり、ヘビーユーザーであることがわかった。ブラウザゲームで爆発的なヒット作が生み出せれば、アプリゲームよりも大きな課金収入が見込める。

1回あたりの平均課金額(遊んでいるゲームタイプ別)

1回あたりの平均課金額(遊んでいるゲームタイプ別)

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■サイバーエージェント

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