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【2013年自作まとめ】秋葉原PCパーツ街を振り返る

2013年12月31日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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9月
“Ivy Bridge-E”が店頭に並ぶ

 “Ivy Bridge-E”ことLGA 2011対応の新型CPUが発売された。「Core i7-4960X Extreme Edition」と「Core i7-4930K」、「Core i7-4820K」の計3モデルだ。

 一方のAMDは東京ゲームショウに初出展。PS4やXbox Oneにプロセッサーが採用され勢いづく同社が、PCゲーミングのブースを展開し、3画面同時出力や4K出力でのゲーム環境を展示。PCでゲームをプレイするメリットを紹介していた。

 Ivy Bridge-E”ことLGA 2011対応CPUが発売。最上位モデルの「Core i7-4960X」はExtreme Editionだが、従来の黒パッケージではなく下位モデル同様の青パッケージを採用する

10月
Windows 8.1の深夜販売に100名以上が集結!

 Winsdows 8の登場から約1年。DSP版Windows 8.1の深夜販売がドスパラ パーツ館で行なわれた。平日の深夜、しかもWindows 8のアップデート版ということもあり一時は集客を心配する声もあったが、最終的には約130名もの熱心な自作ユーザーが集結。肝心の「DSP版Windows 8.1」購入者も約80名ほどと、事前の予想を上回るなかなかの盛り上がりを見せていた。

Windows 8.1の発売をくす玉割りで盛大に祝う。深夜販売はドスパラ パーツ館のみにもかかわらず、大勢の人が訪れた。やはりOSの発売は別格?!

ほとんどの人が「DSP版Windows 8.1 Pro 発売記念パック 窓辺ファミリーバージョン」を購入していた

11月
NVIDIAとAMDからハイエンドビデオカードが発売

 NVIDIAより新型GPUである「GeForce GTX 780 Ti」が正式発表された。それにともない秋葉原のドスパラ パーツ館では、予告通り深夜販売が実施された。ハイエンドビデオカードのためか、実際に購入に駆けつけたのは数名程度。販売自体も15分程度で早々と終了となった。
 また、AMDからも「Radeon R9 290」と「Radeon R9 270」を搭載したビデオカードが発売されている。

NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 780 Ti」搭載ビデオカード

AMDの新型GPU「Radeon R9 290」搭載ビデオカード

12月
自作パーツらしい製品が並ぶ

 ASKTechから組み立て式のThin Mini-ITX対応木製PCケース「Ripple Wooden DIY Case」が登場した。プラモデルのように各パーツを自ら組み立てる、まさに自作感満載の1品だ。

 Thermalrightからは1万3800円の超大物CPUクーラー「HR22」が発売。6mm径のヒートパイプを8本も使用したファンレス運用前提のCPUクーラーで、冷却能力もさることながらCPUクーラーで1万円超えの価格設定にもビックリさせられた。

 ほかにも各社からSSDの新製品が多数発売された。これを期にシステムドライブをHDDからSSDに変え、OSもWindows 8.1にするユーザーも多いことだろう。

ASKTech製のThin Mini-ITX対応木製PCケース「Ripple Wooden DIY Case」。自作ならではの遊び心のある製品だ

6mm径の銅製ヒートパイプを8本搭載した大型ファンレスCPUクーラー「HR22」。ファンレスのCPUクーラーは久しぶりの発売だ

新GPUが数多く登場した2013年

 HaswellとWindows 8.1の深夜販売の印象が強く残る2013年だが、1年を振り返るとビデオカードの発売が非常に多かったことがわかる。SSDの新製品も多く、自作マニアにとってはうれしい反面、どれを買おうか悩む1年だった。
 2014年も胸が踊るPCパーツの誕生を期待しつつ、皆さんの楽しい自作PCライフが送れることを祈りたい。

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