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LaVie G タイプZ「タッチパネル フルHD IPS液晶モデル」をレビュー

タッチなLaVie Zは、Windows 8のハイブリッド操作にお勧め

2013年12月28日 11時00分更新

文● 林佑樹

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 NECパーソナルコンピュータの超軽量ノートPC「LaVie Z」(NECダイレクトモデルは「LaVie G タイプZ」)。前回は、クセになる軽さの「WQHD IGZO液晶モデル」(以下、タッチなしモデル)をチェックした。今回は同一筐体を使用しながら、タッチパネルを搭載した「タッチパネル フルHD IPS液晶モデル」(以下、タッチモデル)を選択。タッチパネルが加わることで何が変化するのか。そのあたりを見てみよう。

こちらは、LaVie Zのタッチパネル搭載モデル「LaVie Z LZ650/NS」。見た目は、IGZO採用の「LaVie Z LZ750/NSB」と違いはない

フルHDなタッチパネルを搭載

 見た目で異なるのは、パネルだ。タッチなしモデルはIGZOだったが、タッチモデルではIPSパネルに変更されており、またアンチグレアからグレア仕様に変更されている点がもっともわかりやすい。タッチパネルは、13.3型になっており、発色に力を入れたモノになっている。厳密に色をチェックする時間はなかったのだが、体感では、2013年に登場した多数のタッチパネルを採用したデバイスの多くで暖色系がちょっと強めであったのに追従している。

 NECダイレクトのCTOのメニューを見ると、ストレージのSSDは約128GB/約256GBを選択できる。CPUについては、タッチなしモデルはCore i5-4200U(1.60GHz)/Core i7-4500U(1.80GHz)が用意されるが、タッチモデルのCPUはCore i5-4200Uの固定となる。また、メモリーは4GBで、Draft 11ac対応やバッテリー駆動時間約14.5時間といった構成になっている。重量は約964gで、タッチなしモデルの約795gほどのインパクトはないものの、十分に軽いノートに仕上がっている。

パネルの発色は特によく、映像を楽しむ用としてもけっこうなレベル。ただ開閉角を考えるとプレゼン時のビジュアルアタックに効果的とみるべき

 「LaVie G タイプZ」はオフィスワーク用としてみると十分なスペックになるが、パネルの発色から写真などのグラフィックスワーク用……メインというよりは、出先での作業用として見た場合は非力なので運用するアプリケーションを検討する必要が出てくる。あと、そろそろ各社は、メモリ容量の見直しをしてほしいところだ。

 さまざまなシーンに活用してくると、8GBでも厳しいシーンは増えてきている。撮影業務に投入してみたが、やはりメモリ不足が厳しく、そういった用途には現状の仕様だと向かない。Web媒体用の写真程度であれば……と編集氏が注釈を入れそうだが、撮影データの元がRAWであったり、2000万画素のJPEGだと厳しいものがある。またマルチタスク的作業が多い場合も同様に、メモリを気にする必要があり、オフィス系アプリケーション専用機としては秀逸なモデルだが、そこからプラスαがある場合は作業環境の見直し、もしくは別機種の選択を考える必要が出てくるだろう。もちろん、割り切れるのならば、軽さとパネルの発色は大きな武器になる。

 「LaVie G タイプZ」は前モデルから外観に大きな変更はなく、カラーバリエーションとしてシルバーとブラックがある程度だ。キーストロークは浅いが打鍵しやすく、静かなキーボードはもちろんとして、たわみ対策として背面センターにもゴム足を用意している点も同じ。また堅牢性を考えた構造も同様になっており、ユーザー側からすると、解像度を取るか、タッチパネルとバッテリー駆動時間を取るかの選択になる。

 バッテリー駆動時間については、1時間で約80%までの急速充電に対応するため、長時間のモバイルがないのであれば、選択は少しだけ楽になる。逆に長時間運用が多いのであれば、今回のタッチモデルになるだろう。またキーボードについてのインプレッションは前回の記事を参考にしてほしい。

インターフェイスや形状は非タッチモデルと違いはない。HDMI端子がフルサイズであり、プロジェクターの使用が容易な点はさすがだ

タッチモデルか、タッチなしモデルか

 もちろん、とにかく軽量なノートPCが欲しければ、約795gのタッチなしモデルだ。だが、タッチパッドとタッチパネルのハイブリッド操作に慣れているのであれば、タッチモデルがよいだろう。たとえば、ウィンドウの切替え。タッチパネルが普及したことで、タッチパッド操作とショートカット操作に加えて、タッチ操作で行なえるようになった。Windows 8搭載PCを使うのなら、やはりタッチモデルが使いやすい。

 また都合のいい部分、とくにおおざっぱな操作はタッチパネルで行ない、細かい選択はタッチパッドという操作はかなりGoodである。またそれを見越してか、タッチなしモデルのタッチパッドよりもやや滑りが抑えられており、細かい操作に向く仕様のタッチパッドに仕上がっている点もチェックポイントになるだろう。このあたりは、すでに何かしらのタッチパネルデバイスを使用しており、タッチ機能のないPCを操作しているときに無意識に画面をタッチしていた経験のあるユーザーならば、ハイブリット操作のメリットはよくわかるだろう。

開閉角は写真の通り。ヒンジ部分の作りはしっかりしており、ちょっと強めのタッチが連続しても大丈夫と思われる
状況に応じて、タッチパネルとタッチパッド、ショートカットを使い分ける操作に開眼すると、よりモバイル作業が快適になる
最後に天板。ロゴは控え目なのでステッカーでデコりやすい


NEC Direct(NECダイレクト)

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