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かつてのゲームベンダーがキックスターターで鋭意資金募集中

往年の名機「ZX Spectrum」が蘇る!?

2013年12月24日 16時22分更新

文● 行正和義

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「ZX Spectrum」は英国では爆発的な人気となった8bit機で、現在でもマニアは多い

 英エリートシステムズ(Elite Systems)は12月23日、クラウドファンディングKickstarterでBluetoothキーボード「The Bluetooth ZX Spectrum」製品化資金を募集を開始した。

開発中のモデル

 「ZX Spectrum」は、1982年にシンクレア・リサーチが英国で発売した8bitパソコン。日本ではその前モデル「ZX81」のほうが有名だが、英国内ではコモドール64を超えるほど大ヒットしたホームコンピュータ。CPUはZ80相当、メモリは最初のモデルは16KB、内蔵ROMにはBASICが搭載されている。

同社はすでにiOS向けにZX Spectrum用アプリを販売している

 「The Bluetooth ZX Spectrum」はZX Spectrumに似せたBluetoothキーボードで当初はiOS機、将来的にはAndroidに対応するという。文字入力ができるのは当然ながら、製品化の際にはZXSpectrumのゲームを有償でリリースするこれは現在エリートシステムズはもともとZX Spectrum用ゲームの主要パブリッシャーであるため、現在でも当時のゲームをiOS向けにリ販売している。また、製品化されたゲーム以上のものを提供(Basic動作環境だろうか)することも考えているという。

 1台のThe Bluetooth ZX Spectrumを入手するための資金提供額は50英ポンド(約8500円)。追加提供で各種ゲームの購入権などが追加される。資金募集期限は2014年1月31日。

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