英エリートシステムズ(Elite Systems)は12月23日、クラウドファンディングKickstarterでBluetoothキーボード「The Bluetooth ZX Spectrum」製品化資金を募集を開始した。
「ZX Spectrum」は、1982年にシンクレア・リサーチが英国で発売した8bitパソコン。日本ではその前モデル「ZX81」のほうが有名だが、英国内ではコモドール64を超えるほど大ヒットしたホームコンピュータ。CPUはZ80相当、メモリは最初のモデルは16KB、内蔵ROMにはBASICが搭載されている。
「The Bluetooth ZX Spectrum」はZX Spectrumに似せたBluetoothキーボードで当初はiOS機、将来的にはAndroidに対応するという。文字入力ができるのは当然ながら、製品化の際にはZXSpectrumのゲームを有償でリリースするこれは現在エリートシステムズはもともとZX Spectrum用ゲームの主要パブリッシャーであるため、現在でも当時のゲームをiOS向けにリ販売している。また、製品化されたゲーム以上のものを提供(Basic動作環境だろうか)することも考えているという。
1台のThe Bluetooth ZX Spectrumを入手するための資金提供額は50英ポンド(約8500円)。追加提供で各種ゲームの購入権などが追加される。資金募集期限は2014年1月31日。