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スマホで始める「音楽アプリ部」 第28回

音楽アプリ部の総決算? 僕らは何を学んできたのか

「音楽アプリでモテるには」──漫画家&若手編集者座談会!

2013年12月29日 12時00分更新

文● スマホで始める「音楽アプリ部」

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音楽アプリを触りまくってきた男たちですが
そもそもコミュ力が足りないのでは……

座談会ということで、意識高いクリエイターを気取り、ろくろを回しだす皆さん。悪ノリかも……

ニシマキ ともあれ、音楽アプリ部をやられてみて、いかがですか?

ノッツ 僕はAndroidなんですけど、音楽アプリって、iOSの方が探しやすいですよね。Androidは数が多いんですが、怪しいのも多いんです。「これ、使えるのかな? 危なくないのかな?」という選別が入る分、やや手間なんですよ。

コジマ なるほど。やっぱりiPhoneの方がモテるのかなあ。

ノッツ そうは言ってないですけど……。

ニシマキ 話題を戻すと、そもそも音楽アプリでモテる状況って、まずスマホを出して、なおかつそれでコミュニケーションを取ることができる、という状況にあるわけじゃないですか。それって厳しくない?

ノッツ 厳しいですね。

ニシマキ だから逆に、人を惹き付ければいいんじゃないかって。路上でもめちゃくちゃかっこ良くギターを弾くと、わーって人が寄ってくるじゃないですか。あんな感じですよ。

コジマ めちゃくちゃかっこ良く音楽アプリを操ればいいと。……何か、曲芸感があったりしませんか? ギターを弾くのがうまいのと、「ギターを弾く」音楽アプリを使うのがうまいのは、ちょっと違うというか。

ニシマキ 「太鼓の達人」とか「jubeat」とか、音ゲーをすごくうまくやると、ゲーセンで人だかりが出るじゃないですか。

太鼓の達人プラス App
価格無料 作者NamcoBandai Games Inc.
バージョン2.2.1 ファイル容量48.0 MB
カテゴリーゲーム 評価(3.5)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.3以降
jubeat plus App
価格無料 作者KONAMI
バージョン3.5.4 ファイル容量95.2 MB
カテゴリーゲーム 評価(4)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 5.1以降

モテるならやっぱりゲームっしょ?

コジマ それはでも、「かっこいい!」というよりは「すげえ……」って感じじゃないですか。相手が同じゲームをやっていれば、近づけるかもしれないけど。

ノッツ そもそも我々、あんまり外に出ないですからね。

コジマ そうなってくると結局、「コミュ力」の話になってきますよね。外に出て話せないやつが、モテるもクソもないだろうと。

ノッツ まあ社会人ならそうだけれども、高校生とか大学生なら……休み時間とかに。以前「Perfect Piano」で、連弾モードを紹介したじゃないですか(第18回)。あれで男女がイチャイチャできるはずですよ。

パーフェクトピアノ

作者:REVONTULET STUDIO
価格:無料


ノッツさんイチオシの、「Perfect Piano」デュアル演奏モード。向かい合わせで鍵盤が表示され、二人で同時演奏できるのですが、このモードで指が触れ合って、ときめく男女が生まれるのでは……とのこと

コジマ これですよ。見せるんじゃないんだ、一緒にやれればいいんだ。

ニシマキ だけど、それもコミュ力が必要なんじゃないの? あんまり知らない女性に「一緒にアプリやりましょう」って言えます?

ノッツ でも、音楽サークルとかだったら、セッションの可能性があるじゃないですか。誰かが鍵盤のアプリで、誰かが打楽器系で……って感じで。場所も取らないし。

コジマ おっ、実用的なアドバイスですよ。ノッツさんを呼んでよかった。

セッションはモテる?
スマホやタブレットを渡して「バンドやろうぜ」が熱い

ノッツ 最近はプロのライブでも、普通にiPadやiPhoneのアプリで音を出したりしていますよね。もう学園祭シーズンは終わりましたけど、「バンドやりたいけど、楽器ができない」って子には、iPadを渡して「これで音を出してみて」って言えば、かわいいあの子とも音楽活動ができるのでは。

ニシマキ タッチするだけで演奏できたりするアプリもありますからね。「Ethereal Dialpad」とか。動画で紹介されていたけど、実にそれっぽかったし(第16回)。

Ethereal Dialpad (synthesizer)

作者:Adam Smith
価格:無料


 

コジマ iPadを渡してバンドに誘うって、超かっこいいじゃないですか。「これあげるから、バンドに入ってよ」みたいな。

ニシマキ 「パート:タブレット」ってイマドキな感じですよ。アプリの音もバカにできないですからね。

ノッツ まあでも、ある意味では地方のバンドでよく見られる光景ですよね。バンド組んだらベースがいなくて、ギターとベースを両方持ってる奴が、暇そうな人を捕まえて「ベースやってよ」って言うのは、かなりお決まりのシチュエーションですから。

コジマ 田舎の高校とかでありがちなやつだ。軽音楽部の人数がいないから、音楽性とか関係なく、とりあえず集まってとりあえずバンドをやるみたいな。

ノッツ 地方で腕の立つドラマーの人って、そういう経歴だったりしますからね。「バンド組んだけどドラムが叩ける人がいない」っていうので、メタルバンドだったりフュージョンバンドだったりに誘われて、いろんなジャンルを叩かされて。気が付くと、すごく上達してるというパターンです。

ニシマキ いやもう、それを目指せばいいんですよ。音楽アプリでいろんなバンドに参加しているうちに、どんどん技術が上達していく。

コジマ 「なんかめちゃくちゃアプリを使うのが上手くて、どんなバンドでも合わせられる」っていう。「ギターがいない」と言われればギターアプリで、「キーボードがいない」と言われれば鍵盤アプリで。求められているレベルは相当高いと思うけど……。

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