東芝は12月20日、スマホやタブレット向けに1/4インチ500万画素のCMOSイメージセンサを2個搭載し、被写体との距離を撮影と同時に計測、出力できる業界初のカメラモジュール「TCM9518MD」を発表した。
「TCM9518MD」は、それぞれ500万画素の1/4インチCMOSを2基装備したカメラモジュールで、画像を合成し1300万画素ので画像データを出力できる。搭載する画像処理LSIによって被写体との距離情報も出力するため、擬似的にピント合わせ/ぼかしをかけるなど、米Lytroの「Lytro Light Field Camera」と同様な画像処理をかけることが可能となる。
モジュールサイズは幅18×高さ12☓厚み4.65mmとスマホやタブレットに内蔵可能。動作電圧1.8V、出力データは10bit(RAW)。2014年1月31日からサンプル出荷が開始される。