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絶対に失敗しない! いま旬のオーディオ製品 第2回

2万円台のお手頃モデルから25万円前後のハイエンドまで一挙に紹介!

小型Hi-Fiスピーカーの定番8機種、DALI、B&W、PIEGA (2/3)

2013年12月28日 12時00分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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 ここまでは比較的手の出しやすいエントリークラスのブックシェルフ型スピーカーを紹介した。ここからは、メーカーの個性や特徴がはっきりと表れるミドル〜ハイクラスのモデルを紹介していく 。10万円を超えた辺りから、選択の幅は大きく広がってくるのだ。「好みの音」「求める音」により近いモデルも見つけやすいはず。

ブックシェルフの王者はアルミ筐体&リボンツイーター

PIEGA「Premium 1.2」(実売価格 ペア25万円前後)

「『ブックシェルフ型で一番いい商品が欲しい』という方にはまずこれをオススメします。まさにブックシェルフ型の王様だと思います。アルミ筐体で共振を抑えた、全体的に締まりのある音が特徴です。リボンツイーターによる質のいい高域は、聞き惚れてしまうほど。スタンドと組み合わせてタワー型のように使いたいモデルです」

■製品情報

クラシックを渋く奏でるミニチュア版TANNOY

TANNOY「Autograph mini」(実売価格 ペア26万円前後)

「TANNOYのスピーカーというと、巨大なものを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はこういったものもあります。熱心なオーディオファンの方、久しぶりにオーディオ環境を整えてみようと思った年配の方が『今TANNOYってこんなの出してるんだ!』と驚かれて購入されていくことが多いです。見た目も音も、ミニチュア版のTANNOYといった印象で、クラシックとの相性は抜群。気に入る方は強烈に気に入る音です」

■製品情報

やっぱり人気! ポップやロックを贅沢に楽しむ

B&W「CM5」(実売価格 ペア13万5000円前後)

「ブックシェルフ型では圧倒的な人気とも言えるモデル。エントリークラスとは一味違った音場感や、余裕を感じさせる出力音が魅力です。特にジャンルに縛られず、様々な音楽を楽しめるB&Wのスピーカーですが、このモデルでJ-POPや今どきのハイファイなロックを聴くと非常に心地いいですよ。『エントリークラスの音では今ひとつ物足りない』という方におすすめです。木目を活かしたカラーも魅力!」

■製品情報

アルミダイキャストフレーム&磁性流体の底力!

DALI「MENTOR MENUET」(実売価格 ペア10万円前後)

「ウーハーのフレームやツイーターのベースにアルミダイキャストを使ったモデル。ツイーターには話題の『磁性流体』を使用して駆動性を高め、高域の再現力を高めています。低中高それぞれがきちんと鳴っている、一体感のある音が特徴。非常に凝った見た目とは裏腹に、多くの人に好まれる音だと思います。このクラスでコストパフォーマンスを重視する方におすすめしたいモデルです」

■製品情報

EPICONシリーズの材を使用! MENTOR MENUETの日本専売版

DALI「MENTOR MENUET S.E.」(実売価格 ペア15万円前後)

「MENTOR MENUETの国内専売スペシャルエディションです。DALIのフラッグシップ「EPICON」シリーズで使われるSCR製コンデンサーや、高級配線材を採用しています。音はMENTOR MENUETと比べると若干再生可能周波数帯域が狭く、すっきりした印象ですね。カラーはEPICONシリーズにしかなかった赤みがかった茶色で、ロゴのエンブレムもゴールド。インテリアとしても美しい一品です」

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