満を持して登場したソニーのフルサイズミラーレス一眼「α7」「α7R」だが、1点だけ“宿題”を残していた。
ネットからカメラ本体にアプリをダウンロードすることで撮影機能を追加できる「PlayMemories Camera Apps」がほとんど両機種に対応していないことだ。
ところが12月19日の夜、その状況が大幅に改善された。4つの撮影機能の追加が可能になったのだ。
新たに対応したのは「ピクチャーエフェクト+」(無料)、「フォトレタッチ」(無料)、「レンズ補正」(1000円)、「多重露光」(500円)。このうちまったく新しいのは多重露光で、写真を重ね合わせることでユニークな写真に仕上げる機能となる。
多重露光
ピクチャーエフェクト+
レンズ補正
フォトレタッチ
多重露光以外は従来のPlayMemories Camera Apps対応NEXで利用できた機能で、やっとα7/α7Rでも利用できるようになった形だ。
このほか、スマホによるリモート撮影機能である「スマートリモコン」もバージョンアップする(スマホ側のアプリが「PlayMemories Mobile」で、カメラ側に導入するアプリがスマートリモコン。NEXやα7でリモート撮影を行なうには両方が必要)。
新たにフラッシュや電動ズーム(パワーズームレンズ装着時)の操作がPlayMemories Mobile(スマホ)から可能となる。