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地味だがビジネスシーンで需要のある作りの14型

東芝「dynabook R644」はポインティング・スティック搭載の手堅いビジネス機

2013年12月23日 11時00分更新

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ビジネスマシンとしては十分すぎる実力

 試用機の構成はCPUにIntel Core i7-4600U vProを採用し、8GBのメモリと256GBのSSDを搭載したものだ。カタログモデルよりも全体的にハイスペックな構成となっている。OSはダウングレード権を利用したWindows 7 Professionalだ。この構成でベンチマークによる性能評価を実施した。

 Windows 7の快適さの指標となるWindowsエクスペリエンスインデックスの一番低いサブスコアは「グラフィックス」と「ゲーム用グラフィックス」の値である「6.6」となった。グラフィックス機能がCPU内蔵のインテル HD グラフィックス4400だから、妥当なところだろう。他の項目については「プロセッサ」の値が「7.1」、「メモリ」の値が「7.6」、「プライマリハードディスク」の値が「7.9」と優秀だ。

 PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 8」では悪くない結果が出たが、3D性能を計測するベンチマーク「3DMark」の結果はふるわず、。ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.2」の結果はよい。やはり最新の3Dゲームが快適に遊べるほどのグラフィックス性能はないが、他の面では非常に優秀であることがわかる。

Windowsエクスペリエンスインデックス

PCの総合的なパワーを判断する「PCMark 8」

3D性能を計測するベンチマーク「3DMark」

ディスクアクセス速度をはかる「CrystalDiskMark 3.0.2」

 実際に使った感覚も非常によい。一般的なオフィスワーカーには十分すぎる性能だろう。少し凝ったことをしたいという場合も、本格的なDTPや最新ゲームといった高度なグラフィックス処理性能が求められる使い方以外ならばかなり快適なはずだ。

 バッテリー駆動時間については、電源オプションを高パフォーマンスに設定し、無線LAN機能もオンにした状態で「BBench」を利用して計測したところ、5時間30分23秒使うことができた。カタログスペックから考えると期待外れに見えるかもしれないが、これは高負荷な状態での計測だから、何の遠慮もなく思い切り使ってもこれだけ持つという指標となる。省電力な設定を行ったり、外出中にはネットワーク接続を利用しないという使い方ならばもっと長く使えるはずだ。モバイルマシンとしても十分な力を持っているといえるだろう。

主なスペック
CPU Intel Core i7-4600U vPro(2.10GHz)
メモリ 8GB
グラフィックス インテルHDグラフィックス 4400
ストレージ 約256GB SSD
通信機能 1000BASE-T、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
インターフェース USB3.0端子×3、HDMI端子×1、VGA端子×1
カードスロット ブリッジメディアスロット
本体サイズ/重量 約幅338×奥行き236×高さ15.9-20.4mm/重量約1.48kg
OS Windows 7 Professional 64bit
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