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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第155回

10分で完了! スマホで年賀状を作成して人脈を維持するワザ

2013年12月18日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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連絡先から選ぶだけで投函できる

 デザインが完了したら、投函方法を選択する。iPhoneの「連絡先」に住所が入っているなら、そこから選択できる。「自宅で受け取る」を選べば、宛名面がカラの状態で自宅に郵送される。手書きでコメントを入れたり、宛名を書く場合に利用しよう。

「連絡先」へのアクセスを許可する

投函方法を選ぶ

連絡先を選択する。複数の項目をまとめて選ぶことも可能

送付リストができたら、「次へ」をタップ

差出人の情報を入力する

年賀状が完成した。自分のメールアドレスを入力して続行する

連絡先に不備があると、画像データをアップロードできない。郵便番号がない場合などは、連絡先に登録しよう

支払い方法を選択する

キャリアのID・パスワード、暗証番号などがわかるならキャリア決済が便利

クレジットカード払いも可能。セキュリティコードの入力は不要だ

住所が分からなくても年賀状を送れる!

 iPhone版アプリは「Yahoo! JAPAN年賀状」と連携しており、携帯電話番号やメールアドレスしか登録されていなくても、投函できるのがウリ。その人にメッセージやメールが届き、自分で住所を入力してもらうのだ。その住所は年賀状の作成者には伝えられないので、安心できる。オフ会で連絡先を交換しただけの人にも年賀状を出せるのが面白い。ただし、自分の住所を間違って入力すると、差出人に不達通知が届いてしまうので注意が必要だ。

 海外に住んでいる場合などは、年賀状を受け取ることはできない。辞退ボタンをクリックし、理由を選択しよう。

決済を完了させたら、メールの作成画面が開く

本文に受け取り手続きページのURLが記載されている。そのまま送ってもいいし、コメントを追加してもいい

相手に届いたメール。URLをクリックして、受け取り手続きを行なう

「年賀状を受け取る」をクリックする。画面はPCのものだが、スマホでもOK

自分の住所を入力する

Android版アプリならmixiやツイッターアカウントに送れる!

数パターンのコメントを用意して直接投函する

 デザインの選定から決済まで含めても、作業時間は10分もかからない。とはいえ、誰にどのような年賀状を送るかが悩みどころ。コメント一切なしだとさすがに失礼だし、大量の年賀状を個別に作成するのも手間がかかる。とはいえ、自宅に送付すると630円の配送料がかかるほか、宛名やコメントを手書きで入れたり、投函する手間が発生する。

 オススメはコメントのみを書き換える方法。決済手段を選ぶ画面で「編集状態で保存」をタップしておけば、次の作業も楽になる。決済だけ、繰り返して作業することになるが、ある程度のパターンにまとめれば手間も省ける。会社の人は「昨年はご指導ありがとうございました。今年も頑張ります!」、プライベートでは「今年も飲みに行こうね!」などで、統一してしまうのだ。確かに手抜きだが、出さないよりはずっとまし。

 まずは、少しでも年賀状を出すことにチャレンジしてみよう。翌年のリアクションが違うことが実感できるはずなので、来年出す年賀状の枚数が倍増すること請け合いだ。

デザインが完成したら、「編集状態で保存」をタップ

起動画面から「保存データの読み込み」をタップすると、作成したデザインを再利用できる


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


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