近所に消防車が集まってきたとき、なにが起きたのかをツイートの内容から調べられる――そんな新機能を米ツイッターがテストしているという。米メディア、ウォール・ストリート・ジャーナル(THE WALL STREAT JOURNAL)のデジタル系ブログとなるDigits(ディジッツ)が現地時間14日に報じた。
新機能は「Nearby」と呼ばれるもの。ユーザーがツイッターモバイルアプリの位置情報をオンにしておくと、現在位置の付近でつぶやかれたツイートを表示できる。機能の詳細は不明だが、フォローしている否かにかかわらずにツイートをチェックできるため、冒頭のように近所での出来事を調べられるほか、イベント等の会場で参加者のつぶやきを見て臨場感を高める、外出先での店探しに役立てる、などといった使い勝手の広がりが想定される。
アスキークラウド10月号(8月24日発売)では特集「第2次スマホバブルがやってくる」をはじめ、スマホの普及拡大によるビジネスチャンスをまとめている。今回の「Nearby」の狙いは明らかではないが、この新機能を広告に活用すれば、たとえばレストランが近所を歩くツイッターユーザーのツイート画面に広告を表示させることも可能だ。
関連サイト
■ディジッツ