ASRockレディーの自作PC初挑戦を暖かく見守ってみた
ケーブル回りは女の子のほうが得意か
主要パーツの取り付けも終わり、次はケーブルマネージメントになる。ケーブルの各種コネクターはケース側のケーブルを除いて物理的に向きがわかるようになっているため、それほど苦戦するものではない。しかし、どこにどのケーブルを回す必要があるのかはノーヒントであったため、苦戦が目立った。
とくに24ピンは見た目でわかるが、それ以外のコネクターがどれに該当するのかは、説明書を見てもわかりにくく、またマザーボード側の説明書を見なくてはならず、初心者の壁として認識するのが正解だろう。
ケーブル配線がスタート。向きが決まっていると発見してからはスムーズだったが、女の子の力ではピンの押し込みは大変なようだった
「これ刺さらないんですけど」といっていた。電源側のコネクタに遊びがなさ過ぎであったのが原因。ぐいっと押し込んでもらって解決した
SATA電源の向きで迷っている様子。少しくらいとL字を見逃すので当然といえば当然だが
ASCII.jpの自作PC担当北村も見学にきたが、眺めているだけという始末だった
試行錯誤しつつもケーブルの配線は順調に進行。CPUクーラーが巨大なので大変かと思ったが、女の子は手が小さいため、意外とケーブル回しでの苦戦は少ないほうだった
ケース側ケーブルのトライ前に三つ編みを開始。かつては律儀に三つ編みをしていた自作ユーザーも多いと思う。なお筆者はすっかりPWRSWを差すだけだ
いまだにわかりにくいよね、ここ
ケーブルマネージメント完了
結束バンドでケーブルをまとめたところ。初めての組み立てとしては、キレイにケーブルがまとまっており、こういったパートは女の子のほうが適性が高い印象
週アスのイッペイ氏も遅れて出没。ちょうど初回起動時で「うふふ……起動するかな？ エラーでないかな！」と上から目線攻撃だった。ちなみに問題なく起動した
ちょっとケーブルを外して、ビデオカードをセット。固定用のネジがなかったため、ガムテープで仮固定。にしてもかっこいいビジュアルだ
そして起動テスト。CPUクーラーが回り続けていればOKの判断方式で確認。ビデオカード用電源ケーブルの余りはアンテナっぽいということで、立てることになった。またビデオカード下にあるガムテープは、足と接触するため、一時的な保護材として貼っている
アーマードコアの四つ脚っぽいビジュアルであり、とてもコジマ
完成したのでドヤ顔で記念撮影。約7時間の格闘であった
World of Tanks用PC完成
さて、てくまくまぁやさんが作成したPCはWorld of Tanksに投入される。同氏はWorld of Tanksのイベントにも軍服おねーさんとして登場している。今回、衣装の使用許可を出してくださったウォーゲーミングジャパンさん、ありがとう。
なんかアメリカンな軍服であり、胸元がスゴイことになっているが、記念撮影
ほぼノーヒント、時々やってきた週アスの自作チーム「ジサトラ」面々の助言を受けつつ、約7時間での完成となった。通常のケースであればもう少し早く完成していたと思われるが、意外とトラブルもなくスムーズに進んだといえる。
ほぼ全身はこんな感じ
すっかり自作PCはエンジョイするためのアクションになっているが、今回のようにゲームをやりたい目的があり、気に入ったケースありきでの自作というのは、初心を思い出すにちょうどよかった。
また各所で詰っていた部分の、初心者が陥りがちなところといえるため、誰かしらに聞かれたときの参考にするといいだろう。
今回作成したPCで、さっそくWorld of Tanksに出陣するということだ
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