エルテックスは12月13日、第2回通信販売調査レポート「通信販売に関する消費者調査2013」を発表した。
調査結果によると、ネット通販をあまり利用しない消費者が、通販で買い物をする際に良く使うチャネルは、男性では「テレビ(地デジ)通販番組」、女性では「通信販売カタログ」と性別で差が出た。通販の各チャネルを利用する理由は、マスメディア(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)通販全般的に、「思わず買いたくなる内容だったから」という傾向で、ネット通販やカタログ通販では「時間を気にせず買い物ができるから」が目立った。
通販の各チャネルに対して、不満や不安を持たない消費者は33~44%。ネット以外のチャネルでは「他の商品との比較検討が難しい」がトップ、次いで「商品の情報(説明、画像、映像など)が不十分」と回答した。
オムニチャネル行動については、ネットチャネルを利用する場合、接触前の行動、後の行動はネットに寄りがちで、テレビや新聞の通販チャネル利用者のほうが、多様なチャネルに接触している傾向があるとした。
調査期間は12月3日、4日。回収サンプル数は800件。