まずは3機種を並べてみる
Nexus 5が小さい印象
スペック表のサイズだけを見比べると、isaiがちょっと大きく、DIGNO MとNexus 5は同じくらいだが、3機種を並べてみると、見た目はNexus 5が小さく感じる。これはDIGNO Mが若干厚い(背面の中心だけだが)ので、少し浮いて、大きく見えてしまうようだ。
裏返して並べると、やはりDIGNO Mの背面のカーブが面白く、側面の縁の部分は他の2機種よりも薄い。ここまで丸みを帯びたスマホは珍しい。このスタイルがどう持ちやすさに影響するのか、次回さらにチェックする。
なお3機種ともメインとなるキーは、ディスプレーに表示されるタイプだ。
isaiはリアカバーが外れるが
ユーザーによるバッテリー交換は不可能
isaiは狭額縁ということで、左右側面にボタンやスロットが無い。下部に浸水しないむき出しの防水イヤホンジャックとmicroUSB(これはSlimPort対応)端子を搭載。上部にmicroSDカードのスロットがあり、この防水カバーがしっかりハマるので、なかなか良いなと感じられた。
リアカバーは外すことが可能。ただしバッテリーは取り外し不可。nanoSIMのスロットがあるだけだ。ストラップホールは無い。
DIGNO Mは下部に端子類が集中
独特の形状のためか、防水対応のイヤホン/microUSB端子は下部にあり、その隣にmicroSD/nanoSIMスロットが防水キャップで保護される形で用意されている。
左右側面、上部にはボタンやスロットは一切なく、スッキリしている。
ただし前述したように、背面に電源ボタン、音量ボタンがある。ただこれは以前紹介したLG G2とはかなり位置が違い、電源ボタンは背面の右側に寄っている。興味深いことにボタンが寄っているDIGNO Mのほうが同じ背面ボタンでも押しやすく感じられた。左右どちらの手で持っても、自然と指が行くのだ。
なおカバーは外すことができないため、バッテリーの取り外しは不可。ストラップホールも無い。
Nexus 5はスタンダードな形状
イー・モバイル版のNexus 5にはキャリアのロゴなどはなく、外見上はGoogle Playのバージョンと変わらない(中身も同じ)。microUSB端子が下部に、左右側面に音量ボタンと電源ボタンが配置されており、標準的なボタン配置と言える。
ただしリアカバーは外せないため、バッテリーの取り外しができず、SIMのスロットは右側面に配置。同梱している専用のピンで開ける。
グローバルでも売られている端末のため、ストラップホールは無し。ただ、国内メーカー製端末を含めて、ストラップホールが用意されなくなったのは、スマホ時代になってニーズが減っているのかもしれない。
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