ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の「プレイステーション(PlayStation) 4」(PS4)と、マイクロソフトの新型「Xbox One(エックスボックス・ワン)」が海外ゲーム市場で激しいバトルを繰り広げている。
PS4は米国とカナダで現地時間11月15日に発売されると24時間で実売100万台を突破。Xbox Oneも約1週間後の22日に発売となり、同じように24時間で実売100万台を達成した。
その後、PS4は現地時間11月29日に欧州や豪州、ニュージーランドおよびラテンアメリカで発売されると、12月1日時点で欧州や豪州、ニュージーランドでの実売は70万台を超えた。これに米国、カナダ、ラテンアメリカを加えた全世界の実売台数は累計で210万台以上に達している。
一方のXbox Oneは現地時間12月11日、マイクロソフトの公式ブログで販売台数が200万台に到達したと発表された。発売から18日間で達成したのは、同社製ゲーム機では過去最速だという。PS4は16日間で210万台を超えているため、売れ行きの勝負としては僅差でPS4に軍配が上がる。しかし、両機種が世界のゲーム市場を活性化させているのは間違いない。
アスキークラウド12月号(10月24日発売)では「プレステ4で生まれる第二のガンホー」などゲームビジネスをまとめている。PS4の日本発売は年明け2月22日、Xbox Oneの日本発売時期は未公表ながらPS4と同時期が予想される。両機種の発売で日本国内のテレビゲーム市場が熱くなる日が待ち遠しい。