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セルフサービスカタログの「vCAC 6.0」、「vCops 5.8」など

ヴイエムウェア、クラウド管理製品の新版を提供開始

2013年12月13日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 ヴイエムウェアは12月12日、クラウド管理ソリューション製品の最新ポートフォリオの提供開始を発表した。「VMware vCloud Automation Center 6.0」「VMware vCenter Operations Management Suite 5.8」「VMware IT Business Management Suite 1.0 Standardエディション」の3製品。

 今回提供を開始した製品群は、今年10月に発表されていたもの(関連記事)

 vCloud Automation Center 6.0(vCAC 6.0)は、複数のクラウドやプラットフォーム全体にわたり、あらゆる種類のITサービスを申請/管理できるセルフサービスカタログを提供する。また「vCloud Application Director」と統合することで、アプリケーションリリースの自動化やDevOps自動化ツールのサポートなど、アプリケーションの高速な展開が可能になる。

 vCenter Operations Management Suite 5.8(vCops 5.8)では、新たに「Microsoft Hyper-V」とAmazon Web Services上で稼働するアプリケーションのパフォーマンス監視やインサイトの機能が強化された。また、幅広いストレージデバイスや、「Microsoft Exchange」「Microsoft SQL Server」といった、ビジネスクリティカルなアプリケーション向けの分析機能も強化されている。

 IT Business Management Suite 1.0(ITBM 1.0) Standardエディションは、インフラやビジネスの責任者向けに、プライベートクラウド/パブリッククラウド環境全体の仮想インフラコストや利用状況を可視化する製品。同製品の上位版(ITBM 8.0 Advanced/Enterpriseエディション)では、CIO、IT担当CFO、ITプロジェクトマネージャー、事業部門長など幅広い対象それぞれにカスタマイズされた、新しいダッシュボードを提供する。

VMware IT Business Management Suiteのダッシュボード画面。インフラコストやサービスレベルなどを可視化する

 vCAC 6.0、vCops 5.8はスイート製品のvCloud Suite 5.5全エディションに含まれるほか、スタンドアロンでも購入できる。vCloud Suite 5.5の市場想定価格は1プロセッサあたり62万5000円から。またITBMのライセンスはユーザ単位で提供される。

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