このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

最新技術、最新パーツを活用する極上PC自作 第3回

ますます熱いガルパン! World of Tanksで戦車道を始めよう

2013年12月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 年末年始に組みたい旬な自作PC構成例と秀逸な機能&ツール群を、5回にわたって紹介していく特集記事。1回目2回目はスマホ/タブレットと連携したPC自作向け機能を紹介してきた。3回目は人気オンライン戦車ゲーム「World of Tanks」にベストなPCの自作を目指していこう。

ゲームの腕をカバーできるかも!?
Sonic Radarなど独自機能が盛りだくさん

「Battle War 3」や「Call of Duty:Black Ops」など登録されているゲームは、かなり古め。レーダーに表示する音は足音や銃声などを選ぶことが可能なので、いろいろなゲームで試してみるといいだろう

 ASUSの秀逸なファンコントロールツール「Fan Xpert 2」や、使い込むうちに速度が低下してくこともあるSSDを初期状態に戻せる「Secure Erase」機能をマザーボードに備えるなど、「MAXIMUS VI GENE」には、ASUS製マザーボードの定番機能から「R.O.G.」シリーズのみが搭載する機能まで、とにかく多彩の機能とツールが備わっている。そんな豊富な機能のなかでもオススメなのが、「Sonic Radar」だ。

 「Sonic Radar」は、足音や銃声などがどこで発せられたかをレーダー風のグラフでゲーム内に表示できる。これにより障害物で視界の効かないシーンなどでも、敵の位置がわかり、戦いを有利に進められるというもの。オンラインゲームで自分だけ使うと、ちょっと物議を醸し出しそうな機能だが、シングルプレイでゲームの腕を磨くのにはいいだろう。

 ただ、離れたところからこっそりと砲撃されるWoTでは、正直その効果はあまりなかった。また、最新ミリタリーFPSゲームの「Battlefield 4」や「Call of Duty: Ghosts」のフルスクリーンでは残念ながら動作せず、ウインドウズモードでのプレイが必要だった。

 味方の足音や銃声、さらに効果音も拾ってしまいレーダーに表示されるため、その効果はゲームでかなり分かれるところだが、遮蔽物に隠れている状態でも、ある程度敵の位置がわかるのはいい感じだ。

ウィンドウズモードなら「Battlefield 4」でも利用できた。ミリタリーFPSゲームは目視した時点で交戦が始まるため、音で敵の位置を察する練習にはいいのかもしれない

 また、サウンドもグッドでハイレゾ音源の楽曲やBD再生時の音声もクリアー、クッキリしているように感じた。音質は使っているヘッドホンや好みで変わるところだが、ハイレゾ音源配信サイトの「e-onkyo music」が、「ガルパン」や「ラブライブ」、「新世紀エヴァンゲリオン」などの楽曲をハイレゾ音源で次々と配信しているので、オンボードでも十分高音質なサウンドを楽しめたのは、うれしいところだ。

アニメの楽曲が続々と増加中の「e-onkyo music」。「ガルパン」のオリジナルサウンドトラック(TRUE STUDIO MASTER版)を12月下旬に配信予定

「Realtek HD オーディオマネージャー」の「デフォルト フォーマット」から、「24ビット、96000Hz」以上を選んで、定番のハイレゾ音源再生アプリの「Foodar2000」などをインストールすれば、ハイレゾ音源も楽しめる

こだわりの極上PCを自作して
World of Tanksを快適にプレイ

 そのほかのパーツにもこだわり、SSDには最速クラスで信頼性のあるPLEXTOR「PX-256M5P」や、純国産のセンチュリーマイクロ製メモリー。静音性を重視したCoolerMasterの静音PCケースの「Silencio 352」に、負荷が40%以下のときは内蔵ファンの回転が停止する、準ファンレス電源のCorsair「RM650」と、隅々まで気を配った“WoTを快適に遊べるゲーミングPC”。

静音にまで気を配った“WoTを快適に遊べるゲーミングPC”

 構成をPCパーツショップ店員に見せて「この構成のPCをください!」もアリだが、SSDやメモリーの容量、好みのデザインのPCケースなどに変更してみるのも楽しいのでオススメだ。年末年始は2014年春にイベント上映されるガルパンのOVAに備えて、WoTで戦車道を極めておこう。

“WoTを快適に遊べるゲーミングPC”で、戦車道を極めよう

【関連サイト】

【機材協力】

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中