それ以外の機能も見てみよう
8型タブレットなので、当たり前過ぎて言うのも憚られるのだが、7インチタブレットよりもサイズが大きい。とは言っても、ラウンドしたフォルムでうまく手にフィットすることもあり、持った感触や重さも持ち心地も7インチタブレットよりも悪くなった印象はない。
これであれば、毎日の持ち歩きも苦にならず、通勤、通学電車の車内で立ったままさっと画面を眺めるといった用途にも適する。
液晶ディスプレイの解像度は1280×800ドットとノートパソコン並み。写真も動画も「艦これ」もキレイに見られる。
ベゼルは手になじみやすく、Windows 8.1のタッチ操作(チャームなど)も画面全体がフラットなのですっと指を滑らせて使える。
東芝のタブレットとなれば、当然のごとく、レグザリンク・シェアによるレグザやレグザブルーレイで録画した番組の持ち出しも可能。レグザリンク・シェアに必要な「RZプレーヤー」「RZライブ」「RZポーター」などのアプリはプリインされているので、すぐに使えるのが面倒がなく嬉しい。
microHDMIのディスプレー出力も持つので、自宅のテレビなどに1920×1080のフルHD出力が可能だ。レグザから持ち出したフルHDの動画はそのまま本体で見てもいいし、自宅に帰れば大画面に映し出せる。コンテンツごと端末を持ち運ぶ感覚は、テレビ好きには快適だし、自宅では大画面のテレビを操作するなど、リモコン的な使い方も可能だ。
最後にdynabook Tab VT484のスペックを紹介。店頭モデルとしては3製品があり、ストレージ容量と搭載するOfficeの種類などが異なる。今回試用したVT484/26Kは、64GBのフラッシュメモリーとOffice Home & Business 2013を搭載した最上位モデルだ。価格や用途との兼ね合いにはなるが、ラインアップ中最もお勧めしたいモデルとなる。
なお、どうしてもタッチだけじゃ不安。キーボードもほしいと言う人にも朗報。dynabook Tab VT484を2013年12月31日までに購入し、2014年4月15日までに応募するともれなくもらえるBluetoothキーボードが用意されている。Officeを始め、メールなど文書作成がかなり楽になるので、ビジネスユースを中心に考えている人にはお得感がある。詳しくはキャンペーンサイトで!
ホームノートPC以外にも、外出先で使える端末が欲しいと思っているのであれば、8インチのWindowsタブレットはうってつけ。モバイルPCよりも軽く、それでいて、できることに大きな差はない。
スペック | |||
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VT484/26K | VT484/23K | VT484/22K | |
ディスプレー | 8.0型ワイド(800×1280ドット) | ||
CPU | インテルAtom Z3740プロセッサー1.33GHz | ||
メモリー | 2GB | ||
ストレージ | 64GB | 32GB | |
無線LAN | 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n) | ||
主なインターフェース | MicroHDMI端子、Micro-USB2.0ほか | ||
カメラ | 前面約200万画素、背面約800万画素 | ||
バッテリー駆動 | 約11時間 | ||
OS | Windows 8.1 32ビット | ||
サイズ | W135.9×H10.7×D213.0mm | ||
重さ | 約445g | ||
アプリケーション | Microsoft Office Home and Business 2013 | Microsoft Office Personal 2013 |