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スマホ販売の76%はiPhone、ソフトバンクは9割超

2013年12月09日 05時37分更新

文● 加藤 宏之(HEW)/アスキークラウド

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 市場調査会社カンター・ジャパンが毎月実施している携帯電話・スマホ・タブレットの購買・使用動向調査「カンター・ワールドパネル・コムテック(コムテック調査)」によると、9~10月にスマホを購入した人の76%がiPhoneを選んでいることがわかった。

 さらに機種を尋ねると上位はiPhoneが独占し、トップ3はiPhone 5s(46%)、iPhone 5(15%)、iPhone 5c(13%)という結果。最新機種のiPhone 5sとiPhone 5cはもちろんのこと、iPhone 5も意外と売れている。

 iPhoneの売れ行きをキャリア別に見てみると、スマホ販売に占めるiPhoneの割合はauが72%であるのに対してソフトバンクモバイルは97%の圧倒的なシェアを獲得。最新機種からiPhoneの取り扱いを開始したNTTドコモは61%と予想外に低い水準だが、これはiPhoneの在庫が不足ぎみで販売台数を伸ばしきれなかったことと、Xperia(エクスぺリア)などAndroid勢の善戦が影響していると考えられる。

 アスキークラウド10月号(8月24日発売)では「第2次スマホバブルがやってくる」と題した特集をはじめ、スマホの普及拡大によるビジネスチャンスをまとめているが、日本ではiPhoneのシェアが急拡大していることで関連ビジネスにどのような影響が出てくるか気になる。

キャリア別、10月のスマホ販売に占めるiPhoneの割合=左からNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル

キャリア別、10月のスマホ販売に占めるiPhoneの割合=左からNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル

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■カンター・ジャパン

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