ユーザーが通販サイトの利用を躊躇する1つとして、その通販サイトに対する信頼性が挙げられる。注文どおりの商品が無事に届くか、破損などしていないか――そんな不安を解消する取り組みとして、グーグルは「Google認定ショッププログラム」をスタートした。
同プログラムは、商品配送やカスタマーサービスなどが優良であることをGoogleが認定するというもの。仮に通販サイトとユーザーの間でトラブルが発生し、両者で解決できない場合は、グーグルがユーザーに対して最大10万円を補償する。
Google認定ショップに対してはバッジの表示を許可するため、バッジを表示する通販サイトではユーザーが安心してネットショッピングを楽しめるようにする。一方の通販サイト側は、バッジの表示によってユーザーへの信頼性を高め、新規ユーザーの獲得が期待できる。
アスキークラウド2014年1月号(11月22日発売)では「対アマゾン 流通本土決戦」と題した特集をはじめECのビジネス戦略をまとめているが、今回の「Google認定ショッププログラム」は、ネットショッピング市場のさらなる拡大を目指すグーグルの取り組みとして注目される。
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