組み立て自体は簡単だが
完璧な動作を実現するなら一工夫必要!?
撮影時にユーザーが、ダイヤルを回して選択できるレンズは、標準/広角(パノラマ)/ステレオ(3D)の3種類だ。標準レンズは基板上に組み込まれたレンズを使用し、広角はLens Wheelに搭載した広角レンズを標準レンズに重ね合わせて撮影する。
そしてステレオ(3D) は、同じくプリズム型のレンズを標準レンズに重ね合わせて撮影する。任意のレンズを選択することで自動的にビューファインダーの画角も変更してくれる仕組みだ。
カメラ本体の上面には、シャッターボタンと撮影モードを選択するダイヤルが用意されている。選択できるモードは「セルフタイマー撮影」「フラッシュ禁止」「フラッシュ強制発光」「自動モード」「電源オフ」「再生」の6種類だ。
手回し発電による充電がBigshotの大きな特徴だが、平常時はごく普通のUSB・ACアダプターから付属のminiUSBケーブルを使用して充電するのがいいだろう。そして、万が一、撮影中に低バッテリーになれば、手回し発電機のクランクを適度な数だけ回せば、極めて短時間に充電が行なわれ、無事撮影を終えることが可能だ。
Bigshotの組み立ては、ほとんど何も引っかかることなく進行したが、2つだけ気になった点がある。1つは、ビューファインダーの中のホコリだ。これは最後に背面の透明カバーをネジ止めする前に、ファインダーの中を綿棒のようなもので掃除すればほとんどは解決するだろう。
もう1つは、8歳や108歳のユーザーにはちょっと厄介な問題だ。商品の個体差なのか、論理回路基板を固定する3個のネジの締めつけ具合のバランスなのか、完成後、筆者のBigshotはシャッターが完璧に動作しないというトラブルに見舞われた。
感覚的にはシャッターボタン下方の棒が長すぎて、論理回路基板上のシャッタースイッチを常時押し込んだ状態になっている印象だった。解決方法としてはシャッターボタンの棒の長さを少し切って短くすればいいとは思うのだが、逆に短かすぎるとリカバリーの方法がなくなってしまう。
今回は、シャッターボタン棒の長さをを少しだけヤスリで削り、シャッターの固定されている本体フレームと論理回路基板ユニットとの間に薄い透明プラスティック板のスペーサーをはさみ、シャッターボタン棒の長さを縮めたのと同じ効果を出すようにした。改造後は問題なくシャッターボタンが機能するようになった。
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