突然敬語になる世界一即戦力な男!
—— 就活サイトに登録して、エントリーして、説明会に参加して……といった流れが一般的な中、「サイトを作って自分を売り込む」というのはかなり風変わりな手法です。「なんとかなりそう」という意識は初めからあったのでしょうか?
菊池「うーん…………」
—— 特にそういうことはなかったですか?
菊池「…………」(しばし考え込む菊池氏)
—— …………。
菊池「そうですね。なんとかなりそうというか、サイト作ろうと思ったきっかけはあります。サイトを見てもらえれば分かると思うのですが、6年間引きこもっていたので、普通に就職活動をしては多分だめだと思ったんです。だから何か変わったことをする必要があるというのはずっと考えていました」
—— (突然敬語になった!)実際に見事内定を獲得したわけですが、率直な感想はいかがですか。
菊池「まあ、やってみるもんだな、なんとかなるんだなと思いましたね」
—— サイトを公開した際、周囲から何か反応はありましたか?
菊池「完成した夜に『サイトを作ったよ』とTwitterで呟いたんだけど、初め反応がゼロだったから『ああ、俺もう終わったんだな』と思った」
—— それはそれは……でも最終的にはすごく盛り上がりましたよね。
菊池「翌日の朝にはリツイート1000件とかになってたから安心した。その後、徐々に拡散されていった感じだね」
—— 具体的には、どのくらいのリアクションがありましたか?
菊池「メッセージは、応援の声や冷やかしも含めると……そうだな、1000件くらい来たかな」
—— 1000件ですか! 随分来ましたね。
菊池「でも、『面接しましょう』というメッセージは50件くらい。最終的に内定が出たのは4社だった」
—— 最終的にLIGに決めたポイントはどこにあったのでしょう?
菊池「…………フィーリングかな」
柄本「そこフィーリングなんだ(笑)」