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アスキー・ジャンク部リターンズ 第28回

いい肉の日(11/29)はこれでキマリ! ハンバーガーのネオヒルズ族や!

黒毛和牛にトリュフソース、お値段1000円の贅沢バーガー!?

2013年11月29日 16時23分更新

文● アスキー・ジャンク部リターンズ

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「オレの名は『黒毛和牛ハンバーグステーキバーガー』。フフフ、怖いか?」

黒毛和牛だ! トリュフソースだ!
贅沢すぎるハンバーガーを食べたいぞ

 パティは国産黒毛和牛、ソースはトリュフ、お値段は……1000円。そんな贅沢なハンバーガーを食べたくはないか?

 そのバーガーの名は、ロッテリアの「黒毛和牛ハンバーグステーキバーガー (ダブルトリュフソース)」。ロッテリアでは2010年から、一年をしめくくる年末シーズン間近の11月29日(いい肉の日)より、期間限定商品として“ご褒美”バーガーを販売している。その2013年版というわけだが、単品で1000円という価格は強気の一言だ。

ジャンク部・コジマ、いつもよりちょっぴりおめかしして登場。彼が出社に利用するのは、シルバーのボディにエメラルドグリーンが輝く車体が美しい、スポーツカー……ではなく、東京メトロ南北線

 価格の秘密は、使われている食材にある。主役となるパティは、国産黒毛和牛を使用した厚さ約4cm、約200gにもおよぶ見た目にもインパクト大なハンバーグパティだ。

 ソースも、黒トリュフ入りの2種類を使っている。パティの上にかける「黒トリュフ・クリーム ソース」は、ホワイトクリームベースのソースに黒トリュフとトリュフオイルを入れたもの。パティの下に敷き詰める「黒トリュフ・フォンドボーソース」は、煮詰めたブランデーに、ソテーしたオニオン、トマトペースト、バルサミコ酢、フォンドボー、黒トリュフを加えているとのこと。

うやうやしく取り出したものの、見た目は割と普通。潔いことに、ハンバーグ以外の具材は(ソースを除けば)一切無し。静かなる佇まいは自信の証なのか

 ……とまあ、説明だけだと想像がつかない部分もあるが、なんだか贅沢なことはよくわかったかと思う。分厚い黒毛和牛のハンバーグにトリュフのソースなのね、それで1000円なのね……ということで、気にならないといえば嘘になるわけだ。

 というわけで今回はアスキー・ジャンク部より、“秒速で億稼ぐ男”ならぬ、“秒速でよく食べる男”コジマに試食いただこう。

パティの厚さは約4cm、重さは約200g。そこらのスマホよりも二回りぐらい大きい。いかにも食べごたえがありそうだ

近頃話題の「ネオヒルズ族」との共通点はまったくないコジマがさっそく一口。そのお味はというと……?

 食べてみた感想は、もう素直に「おいしい!」の一言に尽きる。肉厚なパティはジューシーで食べごたえがあるし、ダブルのトリュフソースも決してくどくなく、むしろあくまでハンバーグの味付けに徹している。余計な具材をゴテゴテと盛りつけていないのは、正解といえるだろう。

 さて、このバーガーに1000円の価値があるのかどうか。こう問われると、ちょっと悩ましい……と思ってしまうのも正直なところだ。確かに味はよく、贅沢感もあるのだが、1000円となるとちょっとしたランチができてしまう価格帯。ちょっと割高かもなあ、と考える人もいるかもしれない。

 しかし、いつものランチや午後のティータイムを楽しむロッテリアで、がんばった年の瀬にささやかな贅沢をしたい……というのなら、まさにピッタリのバーガーといえる。

「庶民はなかなか食べられないよね、こんな高級品」という顔をしてご満悦。経費精算を視野に入れると、人はここまで自信を持てるのだ

 というわけで、今日のジャンク部はロッテリアの黒毛和牛ハンバーグステーキバーガーでした。ごちそうさまでした。

ごちそうさまでした

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