このページの本文へ

最新技術、最新パーツを活用する極上PC自作 第1回

11acで自作PCもスマホも家中Wi-Fi化! 「艦これ」がはかどる

2013年12月10日 12時00分更新

文● 藤田 忠

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 クリスマスに、お正月や新生活のスタートなど、なにかと自分へのご褒美、つまり買い物の理由付けに困らない季節が到来した。さらに冬のボーナスで、懐がちょっと温かな人も多いことだろう。そこで、年末年始に組みたい旬な自作PC構成例と秀逸な機能&ツール群を、5回にわたって紹介していこう。

艦これも動画視聴もPC起動もおまかせ
「Remote Desktop」でPCを遠隔操作

 続いては「Wi-Fi GO!」の最大の魅力ともいえる「Remote Desktop」機能だ。Windowsにも同じ機能は備わっているが、Android、iPhone、iPadなどのスマホ、タブレットからより簡単、かつ手軽にPC操作や動画視聴などができる。

 動画の形式もPC側が対応していれば操作側端末の対応は関係ないのもグッド。残念ながらインターネット経由での遠隔操作はできないが、自宅内ならどこでもPCの操作が可能だ。

「Remote Desktop」のPC側設定は不要。アプリをスマホ、タブレットにインストールしてPCを遠隔操作しよう

 導入も非常に簡単で、「Google Playストア」や「App Store」から「Wi-Fi GO! Remote」アプリを導入し、リモートコントロールするPCや表示モードを選択していけば、PCから離れた場所で遠隔操作できるようになる。

スキャンで見つけたPCを選び、「Remote Desktop」アイコンをタップすればPCの画面がスマホやタブレットに表示される

 AndroidタブレットやiPadが、まるでWindows搭載タブレットになるのもポイント。リモートデスクトップは、あくまでもPC側の画面やアプリをスマホ、タブレットに表示して遠隔操作するだけなので、人気ブラウザーゲームの「艦隊これくしょん-艦これ-」も利用規約に抵触せずにプレイできる(艦これサーバーに与える負荷はPCでのプレイと同じ)。

「Remote Desktop」を使ってPCを遠隔操作。これならPC上で動いている「艦これ」をスマホやタブレットでプレイできる

 「艦これ」で需要な、資源確保の“遠征”まわしや、能力が向上する“キラキラ付け”などが、わざわざPCの前にいなくてもできるのは便利すぎる。当然ながら、先に紹介した「Wi-Fi Engine」でPCをアクセスポイント化している場合でも、リモートデスクトップ機能を利用できるのもうれしいところだ。

 また「Wi-Fi GO! Remote」アプリにはシャットダウンしてあるPCをスマホやタブレットから起動できる“Wake On LAN”機能が備わっているので、わざわざPCのある部屋まで移動して、電源を入れる必要もない。Wi-Fi接続さえできれば、使いたいときに自宅内のどこからでも、PCにアクセスする超便利な環境を手軽に実現できる。

起動したいPCアイコンをロングタップして、Wake On LANを選べば、すんなりとPCが起動される

「Wi-Fi GO! Remote」アプリに限らず、Wake On LAN機能を使うにはマザーボードのUEFI(BIOS)で、同機能(Power On By PCI-E/PCI)を有効(Enabled)にしておく必要がある

遠隔でPCの電源をON。これは一度使うと手放せなくなる!

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中